子どもの習い事で常に上位にランクインしているのが英語ですね!
小学校でも必修化されることになりましたし、大学受験や就職時、働き出してからなど。英語の重要度はどんどん高くなっています!
また、私たち親世代は『英語が苦手』という人が非常に多く、
- 子どもには英語で苦労して欲しくない!
- 英語を喋れるようになって欲しい!
という願望もありますよね!
私も英語が苦手ですし、学生時代はかなり苦労した記憶があります。
こういった背景もあり、子どもに英語を習わせたいと考えている親が多くなっているのですが、
どうすれば英語が上達するの?
というのは1番の関心事ですし、疑問点でもあると思います。
特に、私たちのような『英語が苦手な親』にとっては、効率の良い英語の勉強方法はわからない!というのが正直なところだと思います。
ということで、
『英語が苦手な親でも大丈夫!子どもが英語を始める時期と学習のポイント!』
について紹介・解説していきます!
子供の英語はいつから始めるのが1番いい?
英語学習を始めるタイミングについては、様々な意見がありますよね。
- 赤ちゃんのときから英語を聞かせて耳を鍛える
- まずは日本語をしっかりと話せるようになってから!
- 9歳までに始めないと覚えられない!
意見がバラバラで、どうすればいいのか混乱しますよね…。
どのレベルまで英語をマスターさせたいのか?
英語学習を始める時期は、『どれくらいの英語レベル』を求めるのかによって違います。
高校受験で苦労しない程度の英語レベルであれば、それこそ中学生になってから勉強を始めても十分間に合うくらいでしょう。
しかし、日本語と同じ水準(第2言語)まで英語レベルを高めたいのであれば幼少期からの英語学習が不可欠になります!
『英語圏の人と日常会話が自然にできる』というレベルを求めるのであれば、赤ちゃんから英語を聞かせ耳を鍛えていく必要がありますね!
言語の臨界期によると9歳までに!
言語の臨界期とは、『簡単に言語を覚えられる時期』のことをいいます。
勘違いされることもありますが、
臨界期を超えると『言語を覚えられない』ではなく、『簡単に言語を覚えることができない』ということになります。
子どもが言葉を覚えて喋り出すまでのことを考えてみると、『日本語を熱心に勉強させた』という親は少ないと思います。
もちろん、積極的に話しかけたり絵本を読んだりなどの教育はしますが、教え込むことなく自然と喋れるようになりますよね。
人間の脳は4歳までは非常に柔らかく吸収力が高く、どんどん知識を吸収することができます。
しかし、9~10歳くらいをピークに吸収力は落ちていき、12歳になると大人と変わらない吸収力になってしまうんです。
このことを考えると、英語学習はできるだけ早い時期に、遅くとも9歳までには始めるのが効率的と言えますね。
早すぎる英語学習は逆効果?
『英語圏の人と不自由なく自然と会話ができるレベル』を目指すなら、英語学習は早く始めるのに越したことはありません。
しかし、私たちは日本人です!
英語の重要度がどんどん高くなっていても、日本語よりも英語のほうが重要とはなりません!
- 家族や友達とのコミュニケーション
- 英語以外の教科の学習
- 筆記試験や面接
日常生活のあらゆるところで日本語は使用されていますし、最も重要なコミュニケーションも日本語で行われます!
このことを考えると、まずは日本語の土台をしっかりと作り、それから英語学習に取り組む方が効果的ではないでしょうか?
具体的には、4歳ころから英語を始めるのがオススメです!
子どもは3~4歳で日本語の土台は出来上がりますよね!年少から年中さんになると、かなりの言葉を話すようになりますし、会話をきちんとできるようになってきます。
しかも4歳はまだまだ脳が柔らかく、吸収力も十分に高い年齢でもあります。
ということで、4歳から英語学習を始めるのが1番効果的で、遅くとも9歳までには学習を開始させたいところです!
親は英語が苦手!どうやって教えればいい?
英語が苦手!という親はたくさんいると思います。私も苦手です。
『自分が英語が苦手だからどうやって教えればいいかわからない』と悩んでいる人も多いはずです。
親のやることは『環境を整える』だけ!
『教える』となると、親自身が頑張って教えなけらばいけないと考えてしまいがちですが、親がやることは『英語を学習できる環境』を作ることです。
環境とは、英会話スクールに行かせるなどお金をかけることだけでなく、子どもの『モチベーションを整える』ことも含まれます。
もちろん英語を勉強するためにはお金が必要になりますが、幼少期の勉強で1番重要なのは『モチベーション』です!
特に、小学生以降になると、子どもが自らやる気を出さないと英語力はなかなか上達しません。
↑コチラの記事でも紹介していますが、『自分からやりたい』と言った子どもの集中力とモチベーションは段違いです。
主体性や非認知能力は、学習するうえでも、これからの人生でも非常に重要な力です!
上記の記事に加えて、【非認知能力が重要!】最後までやり抜く、あきらめない子どもの育て方!という記事も一緒に読んでおくのがオススメです!
無理やりやらせると嫌いになる!
Twitterで面白いと思ったのがコチラです。
子供をゲーム嫌いにする方法
・一生懸命ゲームに取り組むように言う
・どこまで進めるか目標を立てさせる
・目標に対しての進捗を管理する
・進捗が遅れていたら叱る
・なぜ遅れているのか理由を問いただす
・遅れを取り戻すための方法を言わせる
・ゲームのやり方に都度口を出すこれだけでok
— 針鼠 | 仕事カフェ (@harinezumi_vc) 2020年1月6日
仕事でこんな感じに指導されたら絶対に嫌になりますよね。
子どもにしてみれば、大好きなゲームですら嫌いになるレベルです。
ですが、自分の普段の言動を思い返してみると、
- 勉強しなさい
- 〇ページまで進めないさい
- 今日はどこまでいった?
- 全然やってないじゃん!
- なんでやってないの?できなかったの?
このように言っている親って多いと思います。
こうやって考えてみると、子どもが勉強嫌いになるのも仕方ないですよね…。
仕事に家事・育児の中で勉強を教えるのは大変で、ついつい上記のような言葉を使ってしまいがちですが、子どもにとっては、その一言がズシリときてしまいます。
怒ったり、マイナスな言葉がけは避け、できる限り褒めたり自信が付くような言葉を使うように気を付けていきましょう!
親が英語を教える必要はない!
先日読んだ本に、
- 毎日、英語に接する時間を作る(英語の動画を見せる)
- 週に1回、英語の発音練習をする
- 月に1度、英語の発表会をする
という学習方法が紹介されていました。
動画はYouTubeやAmazonプライムなどの動画サービスを使うことで簡単に探すことができます。
私は、Amazonプライムで『おさるのジョージ』や『スポンジボブ』、『トムとジェリー』などの字幕版を英語学習に使っていて、子どもが好きなアニメなので、集中力も全然違います!
動画の見方は、ワンフレーズずつ一時停止して、英語を真似るだけです!
これだけで発音を覚えるたり、耳を慣れさせることができますし、英語の意味は動画から推測することも可能です。
『それだけで大丈夫?』
と思うかもしれませんが、そもそも日本語を覚えるときも【聞いて・真似して・推測して】覚えていくものですよね。
動画を見て、真似しることは言語を覚える方法としては実は、理にかなった方法なんです!
ちなみに今回、参考にした本は、
![]() |
見て、聞いて、真似するだけ! 〔サマンサ式〕9歳までに育む「一流の英語力」 新品価格 |
【サマンサ式】9歳までに育む『一流の英語力』という本です。
具体的な英語の勉強方法について、細かく説明されているので、
- 英語が苦手…
- 英会話スクールに行くのもお金や送り迎えが…
という方にオススメの本です!
まとめ
英語が苦手で、子どもに教えられない…と思っている親が多いですが、親が英語を教える必要はありません!
大切なのは『英語学習ができる環境』を用意してあげることです。
特に子供のモチベーションを上げて持続させることが重要です!
言語学習は短期間で身に付くものではなく、長い年月をかけてコツコツと力をつけていくものです。
毎日ガッツリ勉強をさせるのではなく、楽しくちょっと足りないかなと思うくらいの時間で学習を継続させるのもポイントです!
また英語だけでなく、プログラミングの学習も始まります。
学校教育もどんどん変わっていくので、子どもの教育方針や習い事について、もう一度考える必要があるかと思います。
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