社労士とは?難易度や資格のメリットを紹介!

社労士とは?難易度や資格のメリットを紹介!

難関試験として知られている社労士(社会保険労務士)の合格率は6%前後で、数ある資格の中でもトップクラスの難易度となっています。

難しい試験ということで、平均年収は高く設定されていて、将来的には独立・開業も十分に可能になります!

資格を取得するメリットも大きい社労士ですが、難易度が非常に高いので勉強を始める前にしっかりとリサーチしておき『自分にとって必要な資格かどうか』を見極めるようにしましょう!

ってことで、

社労士について、ガッツリ紹介していきます!

社労士とは?働き方や仕事は?

社労士(社会保険労務士)は、社会保険である

  • 社会保険
  • 労働保険
  • 各種助成金
  • 年金

上記に関する書類の作成や手続きを行ったり、

  • 人材育成・採用
  • 賃金
  • 福利厚生
  • 就業規則

などの『労務』を専門とする資格です!

『社会保険』と『労務』の専門家が『社会保険労務士』です!

独占業務があるのが社労士の強み!

独占業務とは、『社労士にしかできない仕事、社労士しかやってはいけない仕事』のことです。

企業は、労働基準法によって『法定三帳簿』を備え付けることが義務付けられています。

  • 労働者名簿
  • 新銀台帳
  • 出勤簿

上記3つは必ず作成する必要があり、作成できるのは社労士だけなんです!

企業にとって社労士の存在は絶対に必要ってことですね!

このような独占業務があることで、社労士の需要は一定以上あるんです!

働き方には2通りある!

社労士には、企業で働く『勤務型』と、独立・開業して働く『開業型』の2通りがあります。

勤務型の社労士は主に『人事や総務』の部署で働きながら給料をもらい、

開業型の社労士は、社労士を雇用していない中小企業等と顧問契約をして稼ぐことになります。

勤務型のメリットは『安定感』ですね!

会社員ということになるので、毎月の給料は安定しますしボーナスだってもらえます!

一方の開業型の社労士のメリットは、頑張り次第でガンガン稼げるってとこです。

中には年収が1,000万円をこえる社労士もいるので、夢が広がりますね!

とはいえ、開業すると自分の力で仕事をとってこなければなりません!

社労士としてのスキルだけでなく、営業力もかなり重要になってくるので、個人によって年収の差が大きいのも特徴です。

社労士の年収はどれくらい?

『勤務型』の社労士の平均年収は530万円前後となっていて、一般的な会社員の年収よりも高くなっていますね!

月収は33万円前後、ボーナスは年間で90万円が相場になります。

一方の『開業型』の社労士は先述したように1,000万円超を狙うことも可能ですが、開業したての1~2年目の年収は100~200万円というケースが多いのも現実です。

これは開業すると、ほとんどの場合はゼロスタートになるためですね。

かなりリスクが高いため、『社労士は食えない』と言われることもあります。

社労士は女性の強い味方になる!

社労士の平均年収は530万円前後ですが、男女別で確認してみると、

男性:505万円

女性:555万円

となっています。

女性会社員の平均年収は376万円の時代で、500万円オーバーの仕事はなかなか見つかるものではありません。

また、社労士の合格者の約3分の1が女性なんです!

実際に会社の人事部や総務部で働く人って女性が多いと感じることがあると思います。

収入面でも非常に優れている社労士は、女性の強い味方になってくれる資格なんです!

社労士は就職や転職で有利になる?

法定三帳簿という『独占業務』があるので、社労士の需要がなくなることはありません!

とはいっても、社労士という資格がどんなときでも就職で有利になるとは限らないんです!

社労士もキホンは会社員スタート!

社労士というポストが用意されていて、そこに就職するわけではありません。

基本的には会社員として面接を受けるので、そこで社労士資格をアピールすることになります。

もちろん、高難易度の社労士資格を持っていれば就職で有利になりますが、社労士を欲していない企業からするとそこまで大きな評価材料にはなりません。

未経験の社労士は厳しい!

40代以降に社労士資格を取って、そこから転職活動をしても厳しいのが実情です。

というのも、40代以降の転職で求められるのは即戦力ですし、実務経験が重要視されるからなんです。

ということで、40代以降の人は今働いている会社で社労士としての実務経験をこなしてから転職や独立を目指していくのがオススメです!

一方で20代などの若い世代の人は可能性がめちゃくちゃ広がっています!

就職や転職でも有利になるので、経験を重ねていくことで将来的には独立・開業も目指せますし、FPや行政書士といったダブルライセンスでさらに仕事の幅を増やすこともできます!

いずれにしても、社労士の資格を取得したら会社や社労士事務所などで勤務して経験を積んでいくことがポイントです!

試験の難易度は?他の資格と比べてどれくらい難しい?

メリットや魅力が多い社労士ですが、試験がとにかく難しいというが曲者です!

受験資格もあるため、狭き門になってしまうんです。

受験資格や試験の日程

受験資格 ・短大卒と同程度の学歴

・一定の実務経験

・行政書士合格者

試験日 年1回8月
問題形式 ・選択式40問

・択一式70問

受験料 9,000円
合格率 6%前後

受験資格については、【社会保険労務士試験オフィシャルサイト】で詳細を確認しておきましょう!

ちなみに私も最終的には社労士取得を目指しています!

今は受験資格を手に入れるために『行政書士』の勉強中です!

試験は、午前と午後でわかれているんですが、午後の試験は210分もあります!

3時間半も問題を解かなくてはならないんです!しかも8月の暑い時期に…。

ワンポイントアドバイス
ちなみに試験中にトイレに行くのは大丈夫です!

社労士の難易度はどれくらい?

社労士に合格するために必要な勉強時間は1,000時間と言われています。

毎日3時間勉強しても1年はかかることになるんです…。しかも合格率は6%という絶望的な数値です…。

でも、それだけ資格としての価値は高いので『簡単に取れるような資格』をいくつも取得するよりも社労士1つの方がメリットがあります!

他の資格と比べてどれくらい難しい?

人によって得意・不得意もあるので正確に難易度を比べるのは難しいですが、目安として比較すると

  • FP2級<<<<<社労士
  • 簿記2級<<<<社労士
  • 宅建<<<社労士
  • 行政書士<社労士
  • 中小企業診断士>社労士

あくまでも個人的な目安になりますが、かなり難しいと言えます!

社労士よりも難しい試験はもっとありますが、比較しなくても難易度はイメージできるかと思います。

社労士の勉強方法は?独学はムリ?

資格の勉強をするときに迷うのが【独学or通信講座】ですよね。

難易度の低い試験や、勉強する範囲が狭い資格であれば本屋でテキストを買ってきて独学で勉強しても十分に合格できますが、社労士試験は難易度のレベルが違います!

独学だと1年以上の勉強!数回の受験を覚悟する!

社労士の勉強時間の目安は1,000時間です!

1日に2時間勉強すると500日(約1年半)もかかってしまいます。しかも合格率は6%という驚異的な数値です。

実際に独学で社労士試験に合格した人の中には『3回目の受験で合格した』という人や、『1回不合格になったので独学は諦めて通信講座を利用した』という人もいます。

受験者の大多数は社会人なので、勉強時間を確保するのが難しいため、いかに効率的に無駄なく勉強するかがポイントになってきます!

通信講座の目安は500時間

通信講座は、独学に比べると費用がかかってしまいますが、勉強時間を半分にすることも可能です!

社会人が資格を取得するときに1番難しいことって、実は勉強時間の確保だったりしますよね。

そんな中、約半分の勉強時間で合格できるのはメリットは非常に大きいと言えます!

通信講座には、そのほかにも

  • WEBコンテンツがあり、スマホで勉強できる(スキマ時間の活用)
  • テキストだけでなく、動画講義もある
  • 疑問点は講師に質問できる
  • 試験に関するノウハウが蓄積されているので要点がまとめられている
  • 合格率が一般受験者の数倍ある

といったメリットもあります。

なかでも、『フォーサイトの社会保険労務士講座』がオススメです!

42,800円OFFのバリューセットや、不合格なら受講料の全額を返金してくれる『全額返金保証制度』まであります!

普通の通信講座は、試験の結果に関係なく受講料がかかりますが、フォーサイトは不合格なら返金されるという太っ腹です!

難関試験の対策ならフォーサイトが充実していて、合格率が高いのでオススメです!

 

 

まとめ

難関試験の社労士ですが、その分合格したときのメリットは大きくなります!

社会保険だけでなく、企業で働く人の労務の分野も社労士の専門分野です!

労務に関する仕事は、これからAIが発達してきてもなくなる可能性が低い仕事と言われています。

需要がなくなることはないですし、将来的には独立・開業まで目指すことができます!

特に、女性会社員の平均よりも約150万円も高い年収になるため、キャリアアップを考えている女性や、『自分1人でしっかりと稼ぎたい』と考えている女性にオススメの資格です!

受験資格があったり、勉強する内容あ広く濃い試験ですが、取得する価値は十分にあるので頑張って社労士を目指していきましょう!

ワンポイントアドバイス
受験資格がない人は『行政書士』の取得から目指していきましょう!

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