【FPが解説】ウェルスナビが貯金の代わりにならない理由とは⁉

【FPが解説】ウェルスナビが貯金の代わりにならない理由とは⁉

銀行にお金を預けていても利率は0.001%で超低金利の時代ですね。

貯金していても全然お金が増えないんだったら、

『貯金の代わりに資産運用をした方が絶対にお得です!』

というのは、よくある投資への誘導方法ですね。

ハッキリ言って、

貯金と資産運用は全くの別物です!AIが自動で運用してくれるウェルスナビでも同じことが言えます!

この記事の作者って?
2級ファイナンシャルプランナー!自身も資産運用や不動産投資を行っていて、その経験とFPを組み合わせて、【わかりやすく簡単】をモットーに記事を作成しています!1人1人の家計に近いFPだからこそ、伝えられることもたくさんあると思います!

ウェルスナビは貯金の代わりにはなれない!

『ウェルスナビは貯金代わりにピッタリ!』

『貯金は増えないから資産運用で効率的に増やそう』

ネット上には上記のような情報がたくさんありますが、家計のホームドクターと言われるファイナンシャルプランナーの立場から言うと、

貯金は貯金!資産運用は資産運用です!この2つは明確にわけて考えなくてはなりません!

貯金の代わりになるものは、ない!

貯金にあって、ウェルスナビにないものは、

元本保証ですね!

安定した運用ができると評判のウェルスナビも世界経済が不況になれば元本を下回ることは普通にあります。

ウェルスナビは暴落時でも大丈夫?対策やコツを紹介!コチラで相場の暴落時の対応や対策を解説していますが、基本的には

相場が暴落すると、ウェルスナビも暴落します!

貯金には、絶対的な安心感があるんです!

ウェルスナビはまだまだ若いサービス!

ウェルスナビは2016年に運用を開始したので、まだまだ歴史が浅く、信頼性も十分とはいえません。

10年後、20年後にウェルスナビの真価が問われると思います。

しかし、銀行預金には歴史がありますね!

今までの歴史を見ても、銀行預金には信用があるので、大手メガバンクに貯金していれば安心だと言えます。

貯金は資金計画を立てやすい!

元本が保証されているので、将来に向けた資金計画を立てやすいのも貯金のメリットです!

ウェルスナビは安定して資産を増やすことができると言われていますが、一時的に元本を下回ることもありますし、経済の状況によっては長期間のマイナス期間も考えられます。

特に、20代~30代前半までの世代の人は、これから結婚、出産、マイホーム、マイカーなどなど。

お金がかかるライフイベントが目白押しです!

もしも、結婚資金を資産運用(ウェルスナビ)で用意していたとしても、結婚式前の相場が悪ければ、結婚資金を用意することも難しくなってしまいます。

これからのライフイベントを考えて、計画的にお金を用意しなければならない人は、貯金のほうが資金計画を立てやすくなります。

ウェルスナビは余剰資金で始めよう!

ウェルスナビも『資産運用の一種』です!

投資や資産運用は余剰資金でやるのが基本ですね!

まずは貯金をしよう!

貯金がある程度たまってから資産運用を始めるのが1番リスクが低く、オススメの順番です!

ある程度の金額は人によって違いますが、50~100万円は欲しいところです。

ウェルスナビは10万円から始められるので、投資のハードルはかなり低くなっていますが、何かあったときにすぐに対応できるだけのお金は手元(貯金)においてから始めましょう!

なくなったら困るお金は投資しない!

毎月の生活費もカツカツの状態で、ウェルスナビをやるためにお金を捻出するのは非常にリスクが高いといえます。

まずは生活の基盤を整え、気持ちにもゆとりが出てから資産運用を開始しましょう!

リスクの取り方は資産運用では超重要!

余剰資金で始めるからといってもリスク管理はしっかりとやる必要があります。

ウェルスナビでは『リスク許容度』といって、自分が取れるリスクを簡単な診断で設定することができます。

「WealthNavi」で資産運用コチラのリンクから無料診断ページに移動できます!

risk許容度は1~5まであり、

1が1番リスクが低く、5が1番リスクが高い運用方法になります。

リスク許容度を①に設定すると、株式の割合が低くなり、債券などのより安定度の高いポートフォリオが組まれます。

米国債券などは、非常に安定しているので貯金に近い感覚で資産運用をすることができますね。

反対に、リスク許容度を⑤に設定すると株式の割合が高くなり、リスクもその分高くなりますが、得られるリターンも大きくなるのが特徴です。

ウェルスナビをやっている多くの人はリスクが高い『リスク許容度を5』で運用していますが、それはあくまでも『貯金ではなく余剰資金』で投資をしているからなんです!

ウェルスナビと貯金の違いって?

ここからは具体的な違いについて紹介していきます。

年利は圧倒的に違う!

上画像は、ウェルスナビの2016年1月~2019年11月までの運用実績になりますが、リターンがかなり高いのがわかりますね。

とは言っても、実際に運用している人の評判を調べてみると、ここまで高くなっている人は珍しいすね。

調べてみたところ、5~10%ほどの利益が多いように感じました!

この5%がどのくらいかというと、

銀行預金の5000倍です!

仮に100万円を貯金とウェルスナビで比較すると、

  • 貯金:年間10円
  • ウェルスナビ:年間5万円

これだけ圧倒的な差が出るんです!

出金手数料もウェルスナビがお得!は嘘!

貯金を引き出すのは時間帯や場所にもよりますが、コンビニで何気なく出金すると手数料で100円前後の手数料がかかります。

出金のときの手数料をあまり気にしない人もいますが、100万円を貯金しても得られる利息が10円ということを考えれば、貯金の出金手数料はめちゃくちゃ高いんです!

元本保証となっている貯金ですが、出金手数料を考えると、確実にお金は減っていきます!

一方のウェルスナビは『出金手数料は0円』となっていますが、この手数料をそのままの意味で受け取ってはいけません!

【ウェルスナビ⇒各口座】への出金手数料が0円になっているだけなんです!

つまり、【ウェルスナビ⇒口座⇒出金】という流れになるので、結局は手数料がかかることになります。

この点が忘れがちなので覚えておきましょう!

自由度が高いのは貯金!

ウェルスナビは、『今すぐ出金したい!』と思っても、その日のうちに出金することができません。

出金の手続きをしてから3営業日以降に口座に振り込まれることになっています。

というのも、ウェルスナビは現金を運用しているのではなく、現金を使って株や債券、金などの金融商品をお購入して運用をしています。

これらの金融商品を一度売却して、現金に交換するため、出金までに3営業日という期間が必要になってしまうんです。

一方の貯金は、ATMさえあればすぐに出金することができます。

金融機関のATMでなくても、コンビニにいけばお金をおろすことができるので、『今すぐ現金が必用だ!』という状況になったときに対応しやすいのが貯金のメリットになります。

まとまった貯金がある人は、今すぐ資産運用を!

ウェルスナビは貯金の代わりにはなりませんが、すでに貯金がある程度ある人は、

貯金の一部を資産運用に回すことをオススメします!

老後資金を効率的に用意する

老後に必要なお金は2000万円と言われ、個人で準備しなければなりません。

老後資金はいくら必要なの?必要額をシミュレーションしてみよう!コチラの記事にもありますが、一般的には2000万円が必用といわれていますが、人によって必要な金額は様々です。

一例を紹介すると、

  • 公務員や会社員:2000万円前後
  • 自営業等:4,000万円前後

というように、職業によっても準備しなければならない金額は違います!

これは、日本の年金制度によるものですが、かなりの金額を準備しなければなりません。

しかし、これだけの金額を準備するのは簡単ではありませんよね。

ということで、資産運用が注目されているんです!

貯金の年利0.001%だけでは、お金が増えている実感はほとんどありません!

もしも、投資に回せるだけの貯金があるなら、資産運用をして効率的に老後資金を準備していきましょう!

まとめ

貯金とウェルスナビは、目的が明確に違うので、代わりにはなりません!

まずは、貯金という土台をしっかりと固めて、それからウェルスナビなどで資産運用をしていくのが、賢い資産形成と言えます!

ウェルスナビを始めさせるために、『貯金をやめて資産運用を!』というような情報で溢れていますが、ファイナンシャルプランナーとしての意見は、

貯金は絶対に必要です!

貯金から始めて、ステップアップしながら「WealthNavi」で資産運用を始めていきましょう!

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