【2020年2月15日更新】
数年前にファイナンシャルプランナーの資格を取得してから、自分自身の資産運用やライフプランニングについて深く考えることができるようになりました。
FPは家計とお金を専門的に扱うので、自分の『家計』を見直すことができ、資格を取得して本当によかったと思っています!
資格を取得してから思うのは、今後の資金計画や、老後の資金準備のためには『資産運用』が絶対に必要になるということです。
そこで、CMなどで話題の『ウェルスナビ』もやってみることにしました!
やってみた感想や、実際にやってみた結果を紹介していくので、資産運用の参考になればと思います。
ウェルスナビをやってみた結果!
これから定期的に更新していき、ウェルスナビの状況を報告していこうと思います。
公式サイトで紹介されているのは、
- 机上の空論
- 理想論
- 良いとこだけの紹介
上記のように感じる人も多いと思います。
ということで、
実際に運用した結果や状況と、ファイナンシャルプランナーとしての感想も加えながら紹介していきます!
運用開始10日目の結果
2019年12月9日にウェルスナビに登録して、11日に書類が届き、その日に11万円を入金して運用を開始しました!
運用開始までは3ステップですね。
最低投資金額は10万円ですが、なぜ11万円にしたかというと…
振込み手数料がよくわからなかったからですね笑
私は、銀行振込みで入金をしたので手数料ってどうなるんだろう?とあまり深く調べずに入金したため、11万円という中途半端な金額になってしまいました。
*ウェルスナビはピッタリ10万円からでも始められます!
入金した次の日の12月13日には運用が開始されていて、11万221円になっています。ほんのちょっとだけ利益が出ていますね!
10日後の12月22日には、11万1710円にまで上がり、プラス1710円も利益が出ています。
ウェルスナビ運用開始の当初からこれだけ順調にいくと安心しますし、始めてよかったと思いました!
運用1か月目の結果
月1万円、ボーナス4万円を積立投資したので運用元本が16万円になりました!
そして、+3351円の運用成績です!
年末年始をはさんだのですが、順調に運用できています!
運用2か月目の結果
【初めてマイナス】になることがありました!
マイナスになったのは『コロナウイルス』が一気に流行した時期ですね。
ウェルスナビだけではなく、日本はもちろん世界的にも下落した時期でもあります。
しかし、数日もすると安定して『プラス』に戻しています。
結果的に2か月目も約5600円のプラスという結果になりました!
運用3か月目の結果
現時点で運用開始から2か月ほどなので、随時更新していきます!
ウェルスナビって実際どうなの?
この記事を読んでいる人って、『正直なところ、ウェルスナビってどうなの?やった方がいいの?』という疑問を持っている人だと思います。
ここは、ファイナンシャルプランナーとして、しっかり解説していくべきところですね!
老後資金2000万円をどうやって準備する?
ウェルスナビは『短期間で〇〇万円!』といったものではありません。
長期間(少なくとも5年以上)の時間をかけてコツコツとじっくり運用していくものです。
10年、20年というような長い期間をかけることで運用成績は安定していくものなんです。
ってことで、老後資金の準備のためにウェルスナビを始めるのは良い選択とも言えますね!
ウェルスナビの場合だと、
毎月30歳~65歳まで毎月25,000円を積み立てていけば約1,900万円を準備できると試算できます。
*35年間、月に25000円を貯金した場合は、1,050万円にしかなりません!
この機能は、2019年11月に始まったサービスで、
- 退職年齢
- 年金受給開始年齢
- 退職後の支出(平均は26万円/月)
たったこれだけで老後までに準備しておくべきお金の計算ができます。
自分がどれくらい年金を受け取れるのかは、『ねんきんネット』で確認することができます!
本当に自分に必要な老後資金が2,000万円なのかも計算しておきましょう!
同じ金額を貯金した場合は、ウェルスナビの半分しか用意できないことを考えると、ウェルスナビがどれだけ効率的にお金を準備できるかがわかりますね!
損する可能性はあるの?
ウェルスナビも投資です!ということは、損する可能性はもちろんあります!
貯金と違い、元本保証ではないため、1000万円の資金が600万円になることもあるってことです。
もちろん、2,000万円になることだってあります!
今後、ウェルスナビがどうなるかを予想するためには、『仕組み』を理解しておく必要があります。
ウェルスナビは世界経済に投資している
ウェルスナビのポートフォリオは大きくわけて、
- 株式
- 債権
- 金
- 不動産
- 現金
で構成されています。
特にポートフォリオの大部分を占めているのが『株式』です。
設定したリスク許容度にもよりますが、リスクが1番高い『リスク許容度5』だと株式は約80%(米国株・日欧株・新興国株)にもなります。
つまり、
- 世界経済が好調⇒ウェルスナビも好調
- 世界経済は不調⇒ウェルスナビも不調
となります。
世界経済は成長を続けている
コチラの画像は、世界の経済状況を表わしたものです。
約30年間で規模が何倍にもなっていることがわかりますね!
- ウェルスナビは世界経済に投資をしている
- 世界経済は成長を続けている
- ウェルスナビで長期投資をすれば利益が出せる!
上記のような流れになっているので、長く続ければウェルスナビで損する可能性は低いと言えます。
短期的には損する可能性は絶対にある!
長期的にみれば、順調に利益を伸ばしていくことが期待できますが、短期的な一部分を見ると『損する可能性は絶対にあります』
先ほど紹介した世界経済のグラフですが、リーマンショックのときに大きく暴落していることがわかります。
今後も大小はあるにせよ、暴落することは必ずあると思っておきましょう。
暴落時はウェルスナビも一緒に暴落することもある程度、覚悟する必要もあります。
ウェルスナビで注意することは?
- 長期投資がキホン!
- 短期的な損失は覚悟する
- 元本保証ではない
- 手数料がかかる
上記4つがウェルスナビの主要な注意点です。1~3については前述したとおりですね。
手数料については、『預かり資産の1%/年』が発生します。
ネット上でも『ウェルスナビは手数料が高い』という意見が多いですよね。
たしかに、証券口座でETFを購入した場合は、1%よりもぐっと低い手数料で運用することも可能です。
ここで考えるのが、
- 手数料が高いから、やめたほうがいいの?
- 手数料が高いけど、やった方がいい理由ってある?
資産運用をするときに特に考えるべきことは手数料です。ファイナンシャルプランナーの試験問題でも『金融商品と手数料』は出てきますし、がっつり勉強する分野でもあります。
そんな私が、ウェルスナビの手数料が高いと理解しながらも、ウェルスナビを始めた理由は、
『ほぼ全てを任せて資産運用ができる』からです。
- ほったらかしでも運用できる
- 短期的な損失が出ても機械的に運用を継続できる
- ストレスが少なくて済む
これらのメリットもあるので、手数料の1%は決して高くないと思っています。
ここらへんは個人差がありますし、どうしても手数料1%が高くてムリ!という人はウェルスナビはやめた方がいいと思います。
もしウェルスナビをやめたくなったら?
私はウェルスナビに満足していますし、運用状況も良い感じなので今のところやめたいと思ったことはありません。
でも、今後どうなるかはわかりませんし、人によってはウェルスナビをやめたくなったり、やめなければいけない状況になるかもしれません。
ウェルスナビを始める前に、『やめる方法』もしっかりと確認しておき、安心して運用を開始できるようにしておきましょう!
上記の記事でも解説していますが、ウェルスナビはいつでも簡単にやめることができます。
『出金』すればいいだけなんです。しかも出金手数料(金融機関への振込み)は手数料が無料です!
さくっと辞めることができるのもウェルスナビの良い所ですね!
他にも、ウェルスナビの口座自体を解約する方法もありますが、預けているお金を出金してしまえば運用されることはありませんし、手数料が発生することもありません。
やめるときは解約ではなく、出金する方法がオススメです!
FPがウェルスナビをやってみた感想
口座開設の申し込みから運用開始まで3営業日で、特に難しいこともなく簡単だなぁと感じました!
SBI証券で口座も持っているんですが、その時よりもかなり楽でした!
また、運用のスタイルは『リスク許容度』を決めるだけで始まり、シンプルでわかりやすいのも良いですね!
特に、自動で運用を行ってくれるので、投資初心者の人にはわかりやすく投資の入門としては最適だと思います。
ウェルスナビ自体は2016年に始まったサービスで、まだまだ実績が積みあがってはいませんが、仕組みや運用スタイルを考えると、今後も期待できると思っています。
というよりも、今後に期待できるからこそ、自分自身もウェルスナビを始めたんですがね。
まとめ
これから運用状況を定期的に更新していきます!目安としては1か月毎に報告しようかと思います。
すでにウェルスナビの運用報告の情報はたくさんありますが、
家計に近い立場のファイナンシャルプランナーとして、報告できたらと思います。
最低投資金額に近い金額&自動積立も低額で運用しているので、投資初心者の人も身近に感じるかと思います!
無料診断もできるので、これを機に「WealthNavi」で資産運用を始めてみてはどうでしょうか?
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