【ウェルスナビ】源泉徴収って?口座の選び方と変更するときの注意点!

【ウェルスナビ】源泉徴収って?口座の選び方と変更するときの注意点!

投資で得た利益には、20.315%の税金が発生し、納税する義務があります。

確定申告をすることにより納税しますが、ウェルスナビでは確定申告をしなくて済むように『源泉徴収』という仕組みがあるので、簡単に納税できるようになっています。

*源泉徴収とは、投資で得た利益に発生する税金を『天引き』してくれるものです。

でも、この源泉徴収ですが、もっと詳しく知っていれば節税することができるんです!

投資初心者のうちはわかりにくいイメージがある税金ですが、この機会に基本をしっかりと理解しておきましょう!

この記事の作者って?
2級ファイナンシャルプランナー!自身も資産運用や不動産投資を行っていて、その経験とFPを組み合わせて、【わかりやすく簡単】をモットーに記事を作成しています!1人1人の家計に近いFPだからこそ、伝えられることもたくさんあると思います!

ウェルスナビがやってくれる源泉徴収って?

源泉徴収(げんせんちょうしゅう、英: withholding tax)とは、給与・報酬・利子・配当・使用料等の支払者が、それらを支払う際に所得税等の税金を差し引いて、それを国等に納付する制度である。源泉徴収された税金は源泉徴収税という。特に賃金を対象とする場合は給与税とも呼ばれる。源泉徴収の考えは、アドルフ・ヒトラーが初めて導入をした[1]

源泉徴収の目的は、効果的かつ効率的な徴税手続の実現にあるといえるが、一方で納税者の納税実感を薄れさせ、民主主義の根幹をなす市民個々の参政意識を育むには阻害となるという欠点もある。

参考:Wikipedia

会社から給料などの『収入』を受け取ったら個人で確定申告をして所得税を納税する義務があります。

でも、全員が税務署にいって確定申告をするのは大変ですし、国としても掌握が大変になってしまいます。

そこで源泉徴収制度があります。

本来は給与等を受け取った個人が行う納税を会社がかわりに支払ってくれるものです。

自分の給与明細をみてみるとわかりますが『所得税』という項目で毎月納税されているはずです。

これが所得税の源泉徴収です!税金の天引きと考えるとイメージしやすくなりますね!

この制度のおかげで確定申告をしなくても納税ができるようになっています。

ウェルスナビはどうやって源泉徴収をしているの?

ウェルスナビは株式や債券、不動産に投資をしていて、そこから分配金や売却による『利益』を受け取ることができますね!

【利益=所得】になるので、所得税(20.315%)を支払わなければなりません。

口座の種類によって所得税の納税方法は違うので、ウェルスナビを始めるときに絶対に理解しておく必要があります!

ウェルスナビは口座の種類によって源泉徴収ができる!

口座の種類はウェルスナビを始めるときに選ぶことになります。

  1. 一般口座
  2. 特定口座(源泉徴収なし)
  3. 特定口座(源泉徴収あり)

口座によって、確定申告を自分でやったり、源泉徴収でお手軽に納税するなどが決まるので重要です!

それぞれの口座を解説してきます!

一般口座は1番大変!

一般口座で開設すると源泉徴収ができなくなり、

  • 1年間のウェルスナビの取引
  • 損益の計算
  • 納税額の計算
  • 確定申告
  • 納税

全てを自分でやらなければなりません。

私は不動産投資をしているので、毎年確定申告をしていますが、なかなか大変な作業になります。

マイホームを購入した人は、住宅ローン減税を受けるために確定申告をしたことがあると思うので、大変さはわかると思います。

また、1年分の所得税を一気に支払うことになるので大きな負担に感じることもあります。

ウェルスナビで一般口座を選ぶ人はごく少数かと思います。それだけ負担が大きい口座なんです!

中級者以上は特定口座(源泉徴収なし)を選ぼう!

特定口座(源泉徴収なし)を選ぶと、

  • 1年間のウェルスナビの取引
  • 損益の計算
  • 納税額の計算

上記のことをウェルスナビがやってくれ、年間取引報告書をダウンロードすることで入手できます!

ということで、やることは確定申告と納税だけになりますね!

中級者以上が、特定口座(源泉徴収なし)を選ぶ理由は『節税できる』からですね!

ウェルスナビと節税については、後述するので、特定口座(源泉徴収なし)は確定申告が必要なんだなぁ、くらいに覚えておけば大丈夫です!

初心者は特定口座(源泉徴収あり)がおすすめ!

初心者におすすめなのが、特定口座(源泉徴収あり)です。

この口座だと、税金に関することは何もしなくてもよくなります。

計算や確定申告、納税も全てウェルスナビが自動でやってくれるんですね!

投資初心者はもちろん、中級者以上でも源泉徴収ありで口座を開設している人が多くいます。

ただし、『節税』を考えるとかなり損する口座とも言えます。

源泉徴収ありの口座は税金でガッツリ損している

面倒な手続きもなく、税金のことはほったらかしでもいいのが魅力の特定口座(源泉徴収あり)ですが節税という観点ではかなり損することになる。

払わなくてもいい税金を払っている

投資で得た利益(分配金、売却益)には20.315%の税金がかかるんでしたね。

ここで注意したいのが『利益に対して課税』されるということです。

つまり、損していれば税金を支払う必要はないんです。

例えば、

  • 年間の分配金の合計が1万円の分配金
  • 12月に保有株式の評価損マイナス1万円

分配金を受け取るとるということは、投資による利益になりますね。ということで約20%の2,000円が税金として発生します。

評価損は、利益ではないので税金は発生しないですね。

つまり年間で2,000円の税金を支払っていることになります。

でも…分配金の1万円と評価損1万円を考えると年間の収支は±0円になりますよね。

利益が出ていないんです。それなのに税金を支払っていることになってしまうんです。

源泉徴収なし口座なら節税できる!

さきほどの例を考えるとわかりますが、源泉徴収ではなく、確定申告で税金の計算と納税をしていれば税金を支払う必要はなかったことになります。

計算や確定申告、納税の手間がなくなるのはメリットですが、無駄に税金を支払っている可能性もあるってことです。

少しでも節税して、投資の効率を上げるためには『特定口座(源泉徴収なし)』で口座を開設してウェルスナビを運用していきましょう!

源泉徴収あり口座だと、初心者は間違いなく損する!

ウェルスナビを源泉徴収あり口座で運用すると初心者は税金の面で損することになります。

というのも、

20万円未満の所得については納税する義務がないんです!

1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人

3 2か所以上から給与の支払を受けている人で、主たる給与以外の給与の収入金額と給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人

参考:国税庁

国税庁のホームページによると、給与所得と退職所得以外の所得の合計が20万円を越えると確定申告が必要になるとあります。

つまり、投資によって得た利益も、20万円未満なら確定申告をしなくてもいいんです!

ウェルスナビで年間20万円以上の利益が出る目安の投資額を考えてみると、

年利5%で運用した場合、運用額は400万円になります。

投資初心者が400万円をウェルスナビでいきなり運用するとは考えにくいですよね。

投資初心者は税金を支払う必要はない!

初期投資10万円、毎月の積立額が2万円の場合1年間の投資合計額は34万円になります。

ここから運用によって5%の利益が出た場合は、17,000円が運用益になります。

ということで、確定申告ラインの20万円には遠くとどかないので納税する必要はないということになります。

ちなみに、支払う税金は、17,000×20.315%=3453円になりますね。

確定申告の手間と節税を天秤にかけよう!

源泉徴収なし口座でウェルスナビを始めると、1年間の投資の収支計算等はしなくても済みますが、確定申告の手間がかかることになります。

一方で、源泉徴収あり口座でウェルスナビを始めると、確定申告の手間をガッツリ省くことができますが、節税はできなくなってしまいます。

この2つを天秤にかけてみて、

  • 約3,500円を節税するために時間をかけて税務署で確定申告をするのか
  • 時間や手間を省いて、3,500円の節税を諦めるか

人それぞれの考え方によって決めればいいのですが、

ウェルスナビの魅力は『ほったらかし』で投資ができることだと思います。

このことを考えると『特定口座(源泉徴収あり)』でウェルスナビを運用するのが個人的にオススメです!

確定申告に必要なもの

手間はかかるけど、節税して投資の効率をあげたい!という人は、確定申告をしましょう!

必要なものは、

  1. 年間取引報告書
  2. 印鑑
  3. マイナンバー
  4. 本人確認書類
  5. 源泉徴収票

上記のものを準備して、確定申告の書類に記入していきます。

国税庁『確定申告作成所コーナー』で確定申告に必要な書類を作成して、郵送やネットから確定申告をすることができます。

損益通算でさらに節税できる!

ウェルスナビだけでなく、複数の証券口座で投資をしている場合は、それぞれの口座の損失を合算することができます。

例えば、

  • A口座で100万円の損失
  • B口座で60万円の利益
  • C口座で40万円の利益

上記のような場合は、A口座の損失をB口座とC口座の利益と相殺することができます。

相殺することにより、投資による利益は0円となるので、税金を支払う必要もなくなりますね!

損失は3年間繰り越せる

例えば、

  • 1年目:100万円の損失
  • 2年目:30万円の利益
  • 3年目:20万円の利益
  • 4年目:50万円の利益

1年目に出た損失は、確定申告をすることにより3年間繰り越すことができます。

この場合だと、4年目まで無税で投資をすることができていますね!

繰り越す場合は、その年とむこう3年間は毎年確定申告をしなければなりません。

*投資をしていなくても確定申告をする必要があります。

源泉徴収あり・なしの口座変更はできる?

ウェルスナビを始めるときに決める『口座の種類』ですが、いつでも変更することができます!

ただし、注意点もあります。

『その年に分配金や売却益が発生していないこと』を条件に口座の変更ができます。

分配金や売却益は『利益』になるので、この2つが発生していたら税金も発生していることになります。

特に、米国債券からの分配金は『毎月型』となっています。

ということで、ウェルスナビの口座を変更するためには、

毎年1月の上旬が目安になります。

この時期を逃すと、1年間口座を変更できなくなるので注意しましょう!

まとめ

ウェルスナビの口座は途中で変更することができますが、条件が厳しく簡単に変更することができません。

開設する口座によっては、節税できたり確定申告の手間を省けたりとメリットとデメリットもあるので慎重に口座の種類を決めましょう!

投資する金額にもよりますが、初心者の人は『特定口座(源泉徴収あり)』を選ぶのがオススメです!

 

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