投資信託でよく聞く『ファンド』とは?7種類をわかりやすく解説!

投資信託でよく聞く『ファンド』とは?7種類をわかりやすく解説!

投資信託について調べていると必ず目にするのが、

『ファンド』

というワードですね。

どのサイトでも当たり前のように『ファンド』というワードを連発していますが、ファンドとは一体何なのか?

初心者に優しいファンドの説明と、種類について紹介していきます。

投資信託でよく聞く『ファンド』とは?7種類をわかりやすく解説!

そもそも投資信託とは?

まずは投資信託について、おさらいしておきましょう。

投資には専門知識や情報収集が必要

投資初心者にとって、資産運用は非常にハードルが高いというイメージがありますね。

株式投資であれば、景気の動向は常にチェックしておかなければなりませんし、国内だけでなく世界の情勢についても情報収集をしておかなければなりません。

また、チャートに関する知識や、さまざまな指標の意味や使い方も学ばないといけません。

専門的な知識が必要で、投資にはかなりの勉強が必要で、シロウトが安易な気持ちで始めると大きな損失を被る可能性があります。

投資信託は専門的な知識がいらない?

株式投資やFX、不動産投資など投資の種類は様々で、どれも専門的な知識が必須となっています。

世間では『貯蓄から投資へ』というように、どんどん投資を促しています。

そこで、人気を集めていて、国としてもオススメしているのが『投資信託』です。

投資信託は、前述したように、自分の資金を投資のプロが代わりに運用してくれるものです。

つまり、投資に関する専門的な知識がなくても投資ができるということです。

ファンドとは、資産運用の代行の仕組みのこと

専門的なプロ集団がファンド

投資信託の仕組みについておさらいができましたね。

ファンド(fund)とは、投資家である私たちから資金を集め、そのお金を運用する仕組みのことをいいます。

たとえば、年5%の利回りと聞くとどのような印象を受けるでしょうか?

たった5%?

このような印象の人も多いと思います。

1万円を年5%の利回りで運用したとしても、利益は500円です。

なんだか全然、稼げてないですね。

しかし、1億円の5%だったらどうでしょうか?

500万円ですね。

このように運用する元手が大きければ大きいほど、資産運用によって得られる利益は大きくなります。

この考えを投資信託で考えてみると、

投資信託は、たくさんの投資家から資金を集めて運用しています。

それこそ億単位は当たり前の金額を集めています。

大きな資金を運用して、その運用によって得られた利益を分配するのが投資信託の魅力です。

ファンド・マネージャーとは?

ファンド・マネージャーとは、実際にファンドを運営する責任者のことをいいます。

投資信託の成績を左右する重要な役割をになっていると言えますね。

投資信託を購入すると、ファンド・マネージャーに『信託報酬』と呼ばれる費用を支払うことになります。

信託報酬は、自分のかわりに資産運用をしてくれる謝礼金といった意味合いです。

実際に投資信託を選ぶ上ではかなり重要な項目になってくるので覚えておきましょう。

ファンドにはいろいろな種類がある

ファンド(投資信託)の種類は4000以上とも言われています。

しかし、どのファンドも運用方法が違っていて、その運用の方法によってファンドもさまざまな呼ばれ方をします。

ヘッジファンド

株価などは常に価格を上下させていて、リスクがあるのはご存じかと思います。

ヘッジとは、『リスクヘッジ』のヘッジであり、市場の変動によるリスクを回避しようとする意味です。

リスクを回避するために様々な投資先、手法などを複雑に組み合わせて運用するため、手数料となる信託報酬がほかの投資信託よりも高いのも特徴です。

リスク回避というワードから、ローリスクローリターンというイメージが浮かびますが、

『相場の下げ局面でも利益を出す』という意味になっています。

信用取引や高いレバレッジで運用をするため、ヘッジファンドは『ハイリスク・ハイリターン』となっています。

また、監督官庁に届け出る義務や規制がないのも特徴となっており、ファンドの透明性に不安や疑問があることも問題視されることもあります。

アクティビストファンド

アクティビストとは、『物言う株主』という意味で使われるのが一般的です。

株式を保有していると、株主総会に参加して持ち株数に応じて経営等に意見をすることができます。

株主総会で社長を解任したりもできます。

このように、経営に対して『物言い』をして企業価値を高め、収益を計るファンドをアクティビスト・ファンドといいます。

『物言い』というと少し乱暴に聞こえますが、株主としては当然の主張です。

日本は自分の会社のことを『我が社』といいますが、外国では『あなた方の会社』というように呼ばれます。

株式会社は、株主によって経営資金を得ているので、投資家たちに向けて『あなた』というんですね。日本でも徐々に、このように変わっていっています。

日本人の感覚では、アクティビストは『悪』というように認識されてしまいますが、冷静に『物言い』の内容を考え、判断することが大切になってきます。

ベンチャー・キャピタル・ファンド

ベンチャー企業に対して投資をして、収益をねらうファンドのことをいいます。

最近は、ベンチャーという言葉がよく使われるようになりましたが、あまりベンチャーの意味を分かっていないで使っている人もいるので、説明しておくと、

ベンチャー企業は、新しいアイデアやビジネスを展開していく企業のことをいい、未上場でこれから大きく成長していく可能性を秘めている企業のことをいいます。

事業が始まって間もないため、知名度や金融機関に対する信用も低いため、資金集めのためにベンチャー・キャピタル(投資機関から投資してもらう)という方式で資金を集めます。

似たような意味で『スタートアップ』という企業がありますが、これはベンチャーの中でも特に新しいアイデアやビジネスを最短で成功させようとする企業をいいます。

で、ベンチャー・キャピタル・ファンドは、ベンチャー企業に対して積極的に投資をして収益を狙うファンドのことをいい、ベンチャー企業の上場、転売を主に行っています。

ベンチャー企業は失敗する可能性のほうが成長する可能性よりも高いため、ファンドの成功率も低くなっています。

しかし、成功したときのリターンは大きいのも魅力の1つとなっています。

また、企業を育てるといった意味でも、ベンチャーキャピタルは評価されることもあります。

プライベート・エクイティ・ファンド

企業の売買を目的としたファンドをいいます。

投資家から資金を集め、そのお金で会社や未公開株式を購入するとともに、経営についても意見し、企業価値を高めて売却するのが特徴になっています。

企業再生ファンド

投資家から集めた資金を使い、経営破綻や過剰債務になった企業に対して資金援助を行うファンドをいいます。

また、企業再生の専門家を送り込み、経営にたいする改善を行い、回復したところで売却して収益をえます。

このため中長期での運用が一般的となっています。

ファンド・オブ・ファンズ

ファンドに投資するファンドのことをいいます。

通常の投資信託は、株式や債券に投資して運用していますが、ファンド・オブ・ファンズは、投資信託を投資の対象としているのが大きな特徴です。

投資信託は複数の投資先で作られているため分散投資のメリットがありますが、ファンド・オブ・ファンドは、複数の投資先で作られている投資信託に複数に投資できるものなっています。

つまり分散投資の効果が高いといえます。

一方で、投資信託には信託報酬が発生しするため、2重で信託報酬が発生することがデメリットになります。

REIT

不動産をあつかう投資信託をREITといいます。

不動産投資といえば、まとまった資金が必要で、気軽に投資するのが難しい分野ですが、REITは投資信託の運用先を『不動産』にしているのが特徴です。

一般的な投資信託よりも利回りが高いのも特徴です。

まとめ

ファンドとは、投資家から資金を集めて運用を代行する仕組みにことをいい、投資信託とほぼ同じ意味だと考えて大丈夫です。

投資信託は4000を超えると言われており、様々な商品が販売されています。

運用方法や運用先もさまざまで、それぞれに特徴があるため、自分にあったスタイルのファンドを見つけることが重要になってきます。

株式投資や債券投資に関する知識は必要ないと言われていますが、投資信託に関するある程度の専門知識は必要と言えますね。

投資信託は、『誰でも簡単』、『初心者にもおすすめ』、『投資知識が無くてもできる』というように紹介されますが、甘い言葉に惑わされずに、しっかりと勉強してから購入するようにしましょう。

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