資格がないと良い仕事に就けない?20代女性にオススメの資格とは?

資格がないと良い仕事に就けない?20代女性にオススメの資格とは?
  • 資格は何ももっていないけど、就職だとやっぱり不利になるの?
  • 資格がないと良い仕事に就けないの?
  • とりあえず働くべき?それとも資格取得に専念すべき?

将来のことを考えていくと、どうしても『資格』のことで悩むと思います。

昔に比べたら女性が活躍できるシーンも増えてきて働きやすい社会になってきましたが、まだまだ男性のほうが年収を優遇されていますよね。

また、結婚や妊娠、育児などのライフイベントが多い女性にとって仕事との付き合い方は悩みどころですし、将来的に結婚したとしても、夫のリストラや給料・ボーナスカット、離婚の可能性だってあります。

このような様々なリスクを考えつつ、『女性が1人でも充分に生きていける何か』が必要になってくるんです!

ということで、

給料もよく、しかも就職や転職・復職でも有利になるような『資格』を紹介していきます!

今後の人生計画のためにも、この記事はきっと役に立つはずです!

資格があると就職で有利になるってホント?

求人情報誌や、転職サイトを見てみると、『資格の有無』が条件になっていることも多いですよね。

もちろん、未資格でも求人はたくさんありますが、やはり資格があった方が就職では有利になると言えます。

とはいっても、資格だったらなんでも良いってわけではありません。

就職で有利になる資格は限られている

日本には約3,000の資格があると言われているんです。

その中には公認会計士や弁護士のような超難関・超有名な資格もあれば『タオルソムリエ資格』という意味不明な資格もあります。

タオルソムリエは極端な例ですが、資格の中には取得しても就職にほとんど影響しないような資格もたくさんあります。

ってことで、数ある資格の中から『就職で本当に役立つ資格』を見極めることが大切になるんです!

資格がなくても就職はできる!

例えば、女性に人気な職業に『医療事務』があります。

医療事務に関係する資格は、

  • メディカルクラーク
  • 医療事務管理士技能試験
  • 医療事務認定実務者
  • 診療報酬請求事務能力認定試験

このように複数の資格がありますが、医療事務は資格がなくてもできる仕事なんです。

求人を確認してみても、『未資格・未経験可』と書かれていることも多く、資格がなくても就職して働くことができます。

ワンポイントアドバイス
もちろん資格があったほうが就職で有利になりますし、資格手当で給料アップも目指せます!

そのほかにも業種によっては資格を全く求めていないものもあります。

資格を基準に仕事を選ぶよりも、仕事を基準に資格を選んでいくほうが最終的には良い結果につながることが多いんです!

20代ってだけで就職は有利になる!

資格の有無も就職では大切なポイントですが、『若さ』は就職活動ではめちゃくちゃ重要なんです!

会社が30代・40代に求めるのは『即戦力』ですよね。

これまでの経験値や資格、実績を見て判断されることが多くなります。

一方の会社が20代に求めるのは『これからの成長ややる気・パワー』です。

20代の人には必ずしも即戦力化を求めておらず、これからの活躍や成長だったり元気やパワーに期待しています!

『20代で資格もなにもない…やばい』と必要以上に悲観的になることはありません!

若さは武器になるんです!

資格があると可能性が広がる!

資格がなくても就職はできますが、ないよりもあったほうが絶対に良いです!

  • 資格がないとできない仕事がある
  • 資格があると簡単に就職できる
  • 資格があると給料アップやキャリアアップにつながる

資格を取得するためには勉強時間を費やしたりお金がかかるというデメリットがありますが、基本的には持っていて損することはありません!

しかも、資格を取得するメリットはたくさんあります。

絶対に失敗しない資格の選び方!

先述しましたが、資格の中には取得してもほとんど意味のない資格もあります。

なんとなく取得して、結局使えない資格だった…ってならないためにも『資格の選び方』はしっかりと確認しておきましょう!

まずは、資格を取る目的を持とう!

資格があったほうが就職や転職でも有利になりますが、必ずしも資格がないとダメってことはありません!

大切なのは、『何の為に資格を取得するのか?』ということです。

自分がやりたい仕事は資格が必要なのか?という職業で考えたり、

〇〇万円の給料を稼ぎたい!だから〇〇という資格が必要だ!

というような目的意識ですね。

やみくもに、『就職で有利になりそうだから何か1つ資格が欲しいなぁ』だと勉強のモチベ―ションも上がらないですし、資格を取ったとしても、その資格が就職に直接結びつかなくなってしまいます。

ワンポイントアドバイス
資格を取得したけど、その資格を活かせていない人はたくさんいます。それは『試験に合格すること』が目的になってしまったからです!

将来のことを考えて選ぼう!

目先のことだけでなく、将来的な視点を持って考えていくのも大切なことです。

将来のことを考えるときに考慮しなければいけないことは、

  • 1人でも生きていけるくらい稼ぎたいのか
  • 結婚後も働きたいのか
  • 子育て中も時間があれば働くのか
  • 子育てが落ち着いたらバリバリ働きたいのか
  • そもそも、やりたい仕事はあるのか

今の日本はまだまだ女性に不利な社会になっていますよね。

特に『男女間の収入格差』は問題です!

将来のことをしっかりと考えキャリア管理をしていかなければ、女性が十分に稼ぐのは難しいと言えます。

ということは、誰でも簡単に取れるような資格よりも、難しく価値の高い資格を目指していく必要があります。

反対に、『夫プラスαで自分が稼ぐ(家計の足し)』ことを目的にするなら、就職しやすく仕事時間の融通がききやすい資格がオススメです。

例えば、子どもが学校に行っている時間帯だけ働けるような仕事ですね。

20代はこれからライフイベントが多く、どうなるかわからないことも多いと思います。

それでも将来のことを考えて『自分への投資意識』を持って資格を選ぶことが大切になってくるんです!

資格の難易度や、受験資格は必ずチェック!

資格は、勉強すれば必ず取れるものではなく、合格の保証はありません。

あまりにも難易度の高い資格を選んでしまったり、自分の能力以上の資格を選んでしまうと合格できず、勉強した時間がムダになる可能性もあります。

また、受験資格をしっかりと確認することも大切です!

数か月勉強して、試験の申込をしようとしたら、実は受験資格がなかった…ってなると元も子もありません。

受験資格は1番最初に確認しましょう!

就職に強い、20代女性にオススメの資格7選!

数ある資格の中から厳選して6つの資格を紹介していきます!

もちろんですが、『就職に強い!』ってことをメインに考えています!

独占業務がある宅建は就職でも強い!

宅建(宅地建物取引士)は、アパートやマンションの賃貸契約、不動産の売買契約などの『不動産取引』の仕事で必須の資格になっています。

これは、『独占業務』と呼ばれるもので『宅建士がいないと不動産取引はすることができない』となっているんです!

ワンポイントアドバイス
『重要事項の説明』、『契約書等への記名押印』は宅建士にしかできない仕事です!

不動産屋にとっては宅建士がいないと商売にならないんです。

しかも、従業員の5人に1人は宅建士がいなければならないという厳しい決まりもあります。

毎年20万人以上が受験している人気資格ですが、合格率は15%前後という難関試験でもあります。

難易度の高い試験ですが、その分就職では絶対に有利になります!

受験資格 誰でも受験できる
試験日 年1回(10月第3日曜日)
問題形式 4択マークシート
受験料 7,000円
合格率 15%前後

かなり気合を入れて勉強しなければなりませんが、合格したときの恩恵は大きく、価値の高い資格と言えます!

↑上の記事で宅建について詳しく紹介しているので、気になった人は参考にしてみて下さい!

難易度は高いが、社会保険労務士は魅力的!

宅建よりも高い難易度ですが、社労士も女性にとってメリットの大きい資格です!

女性会社員の平均年収は376万円となっていますが、女性社労士の平均年収は555万円となっています。

また、企業に社労士として勤める場合は人事部や総務部で働くことになりますが、これらの部署は女性が働きやすい環境にもなっています。

主な仕事内容は、社会保険や労働保険、年金の手続きや就労規則の作成に人材育成・採用など非常に幅広くなっています。

『法定三帳簿』という独占業務もあるため、会社からの需要も高いのも社労士のメリットになります!

試験については、

受験資格 短大卒と同程度の学歴

一定の実務経験

行政書士合格者

試験日 年1回8月
問題形式 選択式40問

択一式70問

受験料 9,000円
合格率 6%前後

上記のように非常に難しいのが特徴ですが、20代から将来を見据えて計画的に勉強していけば不可能な試験ではありません!

収入面で強い味方になってくれる資格なので、目指す価値は十分にあると言えますね!

↑上の記事でも社労士についてガッツリ紹介しているので、参考にしてみて下さい!

簿記2級は就職で幅広く有利になる!

会社の経理部署や、会計事務所、税理士事務所、金融関係への就職で有利になるのが簿記です!

1~3級まであり、2級から就職で有利になります!

また、税理士や公認会計士を目指すために1級を取得する人もいます。

簿記とは、会社のお金の流れを帳簿に記載するのが仕事で、どんな会社でも簿記のスキルがある人材が求められます。

簿記3級 簿記2級
受験資格 誰でも受験できる(同日受験も可能)
試験日 年3回(2・6・11月)
受験料 2,850円 4,720円
合格率 30~50%前後 15~30%前後

合格率は2級だと15%前後になることもあるくらい難易度が高いですが、簿記3級だと就職でも大きな武器にならないので、2級を目指していきましょう!

また、社労士や宅建、FPなどの資格とダブルライセンスを取得することで『〇〇に特化した簿記』になり自分の価値も高くなります!

正社員だけでなく、パートとしても働くことができるので働き方に幅を持たせることができるのもオススメの理由です!

ファイナンシャルプランナーは保険業界で必須の資格

お金に関する幅広い知識で、アドバイスや助言をするのがFPです!

金融関係や保険関係に就職するときに有利な資格ですし、不動産業界でも活躍が期待できます!

ワンポイントアドバイス
FP取得を必須にしている企業もありますし、入社後に試験を受けさせる企業もあります。

また、プライベートでも役に立つのも魅力の1つですね!

貯金や保険の見直しができたり、税金や資産運用に関する知識もつくので女性にも人気の資格です!

3級FP 2級FP
受験資格 誰でも受験できる 3級取得者or認定研修修了者
試験日 年1回(10月第3日曜日)
問題形式 4択マークシート
受験料 6,000円 8,700円
合格率 80%前後 40%前後

FPは3級よりも、2級取得を目指していきましょう!3級だけだと難易度が低く、資格の価値も低いからですね。

また、2級FP単体の資格ではなく、宅建や年金アドバイザーなどと合わせたダブルライセンスでさらに可能性が広がる資格です!

登録販売者は求人も多く働きやすい!

薬局やスーパー、ドラッグストア、コンビニなどいろいろ場所で売られている医薬品(お薬)を販売するための資格が『登録販売者』です。

医薬品は、薬剤師か登録販売者がいないと販売することができないため、求人も多く給料も高く設定されていることが多いんです。

正社員やパート・アルバイトなど働き方にも幅があるので、子育て世代の女性にも働きやすいのが資格のメリットですね!

受験資格 誰でも受験できる
試験日 都道府県によって決まっている
問題形式 択一式
受験料 12,800円~18,000円前後
合格率 40%前後

薬剤師よりも難易度は落ちますが、『医薬品』を扱うことになるので、専門的な知識を問われるため合格率以上の難易度になっています!

少子高齢化や新型コロナウイルスのことを考えると、医薬品の需要はますます増えていくことが予想できるので、将来的にも役立つ資格と言えます。

医療事務の資格は『どの病院で働きたいか?』を基準に考える!

医療事務の仕事は資格がなくてもできますが、その分医療事務として働きたいと考えているライバルが多いのも事実です。

もしも同時に面接をしたら『資格があった方が絶対に有利』ですよね!

また、病院側としても、資格を持っている人を雇用するほうが安心感があります。

働く時間帯も選びやすいため女性に最も人気のある資格となっています。

そんな医療事務には、複数の資格があるので、どの資格を取ればいいのか迷うと思います。

たくさん種類があって『???』ってなるかもしれませんが、

歯医者さんの事務がいいのか?介護サービスの事務がいいのか?といった感じで、働きたい病院の種類によって選ぶことができます!

1番汎用性が高いのが『医療事務』です!

その中でも『診療報酬請求事務能力認定試験』は医療事務の資格の中でも最難関と言われている試験で他の医療事務試験と比べても難易度が全然違います!

医療事務として働いていきたいと決めたなら、是非目指していきたい資格ですね!

調理師免許は意外と取りやすい?

調理師免許と聞くと、専門学校を卒業しないと取れないというイメージがあるかもしれませんが、意外と取りやすい資格なんです。

受験資格 2年以上の実務経験(バイト可)
試験日 都道府県によって決まっている(6~11月)
問題形式 4択マークシート
受験料 各都道府県ごと
合格率 60%前後

調理の仕事を通算して2年以上していれば受験資格ができるんです!しかも、バイトやパートでも受験資格とみなされます!

学生時代にバイトで調理をしていた人は受験資格がある可能性も高いんです!

しかも、試験は調理の実技試験はなく学科のマークシートだけなんです!

料理が好きな人や、飲食店で働いていきたい人、将来は独立してお店を持ちたい人にオススメの資格です!

とりあえず働く?資格を取るのが優先?

これも迷うところですよね。

長い目で見ると、資格を取得して準備を整えてから就職したほうが有利になりそうですし、就職してしまったら資格の勉強をする時間も少なくなってしまいますからね。

でも、

資格を取るよりもまずは働くことをオススメします!

例えば、履歴書に『学校を卒業してから空白の1年』があったら採用担当者の人はどう思うでしょうか?

  • 資格を取るために勉強していた
  • 働きながら勉強して資格をとった

どちらの方が引用が良いは明らかだと思います。

また、社会経験や実務経験も重要なポイントになります!

たしかに就職すると勉強時間は少なくなりますが、多くの人が働きながら勉強して資格を取得しています。

まとめ

資格があると就職でも有利になりますし、『安心感』も出てきます!

難しい試験だったり、宅建士のような独占業務がある資格だと、安心感もさらに大きくなりますね!

今は資格を持っていなくて焦りや不安があるかもしれませんが、『今働いている人全員が資格を持っている』わけではありません!

資格がなくても働くことはできますし、稼ぐことだってできます!

資格を選ぶときに大切なことは、『何のために資格を取るのか?』という目的意識でしたね!

将来のことを考えんながら、取る資格はじっくりと選ぶようにしましょう!

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