Pythonに興味を持ち、勉強を始めて約1か月がたちました。
この間、さまざまな本を読んでいる中で、
「この本はわかりやすい!」
「この本は何て書いてあるかわかんない」
などなど。
一般に「入門書」とされている書籍の中でも、わかりやすいものがあったり、難しいものもありました。
また、「この入門書を読んでからでないと、この入門書は理解できない」といった入門書もあります。
Python初心者にオススメの入門書って?
プログラミングに対する私の知識
Pythonを勉強するまでの私の知識は、
このサイトのようにレンタルサーバーを使い、wordpressでブログを構築し、若干のカスタマイズをしているので、プログラミングに対する知識が全くの0というわけではありませんでした。
といっても、ネットで検索しまくりながらのカスタマイズでしたし、なんとな~く書いてあることがわかるかなぁ…くらいのレベルです。
wordpressの既存のテンプレートのCSSをちょこっといじる程度です。
1か月の勉強の成果
こちらのサイトでは、
Pythonを使って、相互フォローになっていない人をアンフォローしたり、フォローされているけど、自分がフォローしていない人をフォローする。って感じのやつを自動で行うコードを紹介されてありました。
このサイトに書かれているようなコードを0から作ることはできませんが、1か月の勉強で書いてあることが理解できるようになりました。
最初に手にとる本は超重要!!
先ほど紹介したサイトに書かれているコードを見ると、
def unfollow(api,followers, friends):unfollow_cnt = 0for f in friends:if f not in followers:if unfollow_cnt <= 50:api.destroy_friendship(f)print(“{0}のフォローを解除しました。”.format(api.get_user(f).screen_name))time.sleep(10)unfollow_cnt += 1else:print(‘一度に解除可能な人数(50人)に達したため処理を中断します。’)breakreturn unfollow_cnt
1日で基本が身に付く!Python超入門
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1日で基本を身に付けることを目的としているだけあって、非常にシンプルで簡単です。
多くの入門書のように、Pythonの環境構築から始まるのですが、この本はPythonしかインストールしません。
他の入門書では、「Anaconda」を使ってインストールしたりしますし、エディターも「pycharm」だったり、「Visual Studio Code」とか初心者にはよくわかんないものも紹介されてたりします。
Pythonのことをほとんど何も知らない状態で、覚えることも多く、なにを覚えたらいいのかもわからない時期にPython以外の情報は不要ですね。
ただし、この本を読んだからといってPythonのすべてを理解することは不可能です。
とっかかりとして、この1冊から始めるとプログラミングに対する抵抗感もなくなりますし、難しい、わからないといったプログラミングに対する誤解もなくなると思います。
たのしく学ぶPythonプログラミング図鑑
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この本の特徴は何といっても、
「日本語でやさしく書いている」
ことです。
普通、コードを書くときは日本語はあまり使わず英語だけで書かれています。
記事冒頭で紹介したコードも英語ばかりでしたよね。
私は英語がほんとに苦手です…。数か月間アメリカで仕事をしていましたが大変苦労しましたね。
そんな英語アレルギーの人にもわかりやすいのがこの書籍です。
また、本のカバーを見てもわかるように、「小学生向け」くらいのレベルです。
中身も絵がたくさん使われていて「絵本」のような感じです。
内容としては、Pythonを使って絵を描いてみたり、神経衰弱などの簡単なゲームを実際に作ったりします。
私はとにかく、プログラミングに対する抵抗感やアレルギーをなくすことが大切だと考えているので、最初は小学生向けの本でもいいと思っています。
Python学習を徹底的にやる!
ここまで紹介してきた書籍は、Python学習のとっかかり的なものでした。
「Pythonを絶対にマスターしてやる!!」
って感じで、学習に対して凄まじいモチベーションを持っている人は、さきほど紹介した本は読まずに、これから紹介する書籍から学習を始めてもいいと思います。
みんなのPython第4版
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こちらの書籍は「みんパイ」の愛称で、多くの人から愛されている本ですね。
第4版なので、それだけみんなに愛されている本だということがわかりますね。
Pythonの魅力から始まり、環境構築についてもガッツリ解説されています。
そのあとは、Pythonの基礎をみっちりと解説されているので、この1冊でキホンを身に付けることができます。
プログラミング初挑戦の人にとってはわからない用語もたくさんありますし、理解しにくいこともたくさんあると思います。
実際に私もこの本を読み込むことで、ネットにあふれるPythonのコードもかなりわかるようになりました。
Pythonによるスクレイピング&機械学習「開発テクニック」
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増補改訂Pythonによるスクレイピング&機械学習 開発テクニック 新品価格 |
基本を身に付けたら、
「Pythonで自分がやりたいこと」
に対する必要な知識を学習していきましょう。
わたしは、スクレイピングに興味があったので、この本を手にしました。
スクレイピングとは、Web上からデータを集め、手を加えて新たなデータを作ることです。
例えば、
ツイッターで数万人のフォロワーの全ツイートを取得して、どのようなツイートがバズりやすいのか?
ってことを調べたりできます。
また、ほしい商品の最安値を簡単に探すことだってできますね。
今回は、スクレイピングに関する書籍を紹介しましたが、深層学習(ディープラーニング)に興味がある人はその分野の本を購入するのもいいですし、ゲーム開発をしたい人は、その分野の本を購入したりするといいですね。
ようは、自分がPythonでやりたいことの本を購入して学習していけばいいんです。
高評価だけどオススメしない本
アマゾンのレビューを見ると高評価だけど、実際に読んでみると非常にわかりにくかった本を紹介します。
また、買うタイミングを間違えた本も紹介します。
入門Python3
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この本は非常に評価も高く、多くのサイトでオススメされていますが…私はオススメできません。
理由は、
- 英語を翻訳しているので、読みにくかったり不自然な言い回しが気になる
- 基本を深く掘り下げすぎていて疲れる
- ぶ厚すぎる
- ちょいちょい出てくるアメリカンジョークが…
一応、全部よんだんですが、いまいち頭に入ってこなかったですね。読み終わった後も知識が大幅に増えたとは感じませんでした。
印象としては、基本をマスターしてある程度コードを書いている人が、理解を深めるためや、基本を再確認するための本って感じです。
私のような基本を身に付けようとしている人にとっては、オススメできないものです。
また、初めて目にする言葉も説明なしに当たり前のように使われていたりもするので、その都度ネット検索で調べる必要もあります。とにかく疲れました…。
Python Django超入門
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Django(ジャンゴ)の環境構築から仕組みの基本的なことが書かれているものです。
実際に簡単なSNSアプリを作ったりもします。
そもそも、Djangoはフレームワークの1種で、Webアプリを作成するのに優れたものです。実はインスタグラムもDjangoを使って開発されているんです。
私はこの本をPython学習の2冊目として選んで購入しましたが、買うのが早すぎました。
Djangonの超入門ですが、Pythonをわかっていないと理解しにくいですし、そもそも作りたいWebアプリのイメージもない状態で読むのはオススメできません。
Pythonの基本を理解していて、つくりたいWebアプリのイメージがある人はコチラの書籍でガンガンDjangoを勉強していくといいですが、それ以外の人は買わなくてもいいのではないでしょうか。
まとめ
Pythonはほかの言語に比べて簡単でプログラミング初挑戦の人にオススメの言語だといわれています。
それでも、やっぱりプログラミングは難しいですし、簡単には理解できません。
モチベーションが保てないこともあるでしょうし、何度も挫折することもあると思います。
まずは簡単な書籍から始めて慣れていけばいいのではないでしょうか。
ちなみに私が1か月で読んだ本です。面白くてどんどん読めました!