年金の種類は何があるの?ファイナンシャルプランナーが3分で解説!

年金の種類は何があるの?ファイナンシャルプランナーが3分で解説!

公的年金と聞くとなんだか難しそう、ややこしくて良くわかんない。と思ったことはないですか?

公的年金といっても『国民年金』、『厚生年金』、『共済年金』があり、『第1号被保険者』、『第2号被保険者』、『第3号被保険者』なんてあって、ややこしくて仕方ありません。

それに社会人になってからは、なかなか恥ずかしくて聞きにくいものです。

でも、公的年金制度は将来受け取る大事なお金で、今も実際に支払っているお金です。

たくさんある年金の種類もこの記事を読めば、スッキリします!正しい知識を身につけ、社会人としての教養を身につけていきましょう!

年金の種類は何があるの?ファイナンシャルプランナーが3分で解説!

年金の種類は、

  • 国民年金
  • 厚生年金

この2つが大きな年金の種類になります。

この他にも、

  • 付加年金
  • 確定拠出年金
  • 国民年金基金

など、『年金』と名の付く制度はたくさんあります。

さらにさらに!

老齢基礎年金や遺族年金、障害年金というように『年金』にはたくさんの種類がありますね。

年金ってわかりにくい!って言われる原因が、種類の多さからきているものだと言えます。

でも安心してください!

年金の種類は実はシンプルになっていますし、1度わかってしまえば簡単です!

ということで、

年金の種類を1つずつ解説していきます!

国民年金

20歳~60歳未満までの人が加入する年金で、第1号被保険者から第3号被保険者に分けられます。たまに、厚生年金に入っているから、国民年金は未加入だと思っている人がいますが、国民年金の加入者は20歳~60歳未満の全ての人です。厚生年金に加入している人は、国民年金にも加入しているということです。

第1号被保険者とは?

簡単に言うと、第2号、第3号被保険者に該当しない人です。学生、フリーター、無職、農林漁業、自営業、自由業の方が該当します。

納付方法は口座振替や納付書によります。

20歳から納付の義務が生じる国民年金ですが、学生や無職の人は、年金を支払うのが厳しいですね・・・なので、免除や納付猶予という制度があります。

第2号被保険者とは?

厚生年金を支払っている人がは自動的に国民年金にも加入します。これは、国民年金保険料に厚生年金保険料が含まれるからです。

給料明細を見ても、『厚生年金』という項目はあっても、『国民年金』という項目がないのはこのためです。

厚生年金加入者は後述しますが、会社員や公務員の人たちで、納付方法は、俗にいう給与からの天引きになります。

第3号被保険者とは?

第2号被保険者の配偶者で20歳~60歳未満の人のことをいいます。ただし、年間収入が130万円以上で扶養になれない人は、第1号被保険者になります。

130万円の壁、103万円の壁なんて言われてますね。

配偶者の人には、収入に関するいろいろな壁があって、ごちゃごちゃになりがちです。

上記の記事で、もう一度おさらいしておきましょう!

厚生年金

前述しましたが、厚生年金加入者は、会社員や公務員の人たちです。

厚生年金に加入している人は自動的に国民年金(第2号被保険者)にも加入するので、将来もらえる年金も国民年金と厚生年金の2種類になります。

1階建て、2階建てと言われますが、

1階部分が、国民年金であり、2階部分が厚生年金になっています。

共済年金

共済年金の加入者は、国家公務員、地方公務員、私立学校の教員の人たちです。

共済年金の加入者は、厚生年金加入者と同様に国民年金の加入者になるので、将来もらえる年金も、国民年金と共済年金の2つになります。

*共済年金加入者は厚生年金加入者ではありません。

納付方法は給与からの天引きで、『長期納付』がこれにあたります。ちなみに、短期納付は健康保険の納付です。

平成27年から共済年金はなくなり、厚生年金と一元化されましたね。

もらえる年金の種類は?

国民年金と厚生年金が、私たちが将来受け取ることになる代表的な年金の種類ですね!

この2つの年金制度には、もらえる年金も様々な種類があります。

老齢基礎年金と老齢厚生年金って?

老齢基礎年金は、国民年金を10年間支払うともらえる年金です。

一方の、老齢厚生年金は、厚生年金を支払うことでもらえる年金です。

どちらも、『老齢』という言葉が付いていて、老後にもらえる年金だと覚えればわかりやすいですね。

基礎が国民年金から、

厚生が、厚生年金から

という風覚えておきましょう!

遺族基礎年金と遺族厚生年金

こちらも老齢年金と同じような考え方になっていて覚えやすいですね。

遺族のために支払われる年金で、自分が死んだあとも残された家族に年金が支払われることになります。

障害基礎年金と障害厚生年金

障害の等級によって金額が決められていて、子どもや配偶者の有無も金額に関係しています。

自分が障害認定されると支払われるのが障害年金になります。

こちらも、老齢年金と同じように、

障害基礎年金は国民年金から。

障害厚生年金は厚生年金から。

というように考えれば覚えやすいですね!

公的年金制度の全体像

では、今までの話を『日本年金機構』で紹介されていた図で見てみましょう。

年金制度の体系図

この図を見て分かる通り、

国民年金(1階建て部分)は、全ての人が加入するもので、厚生年金、共済年金(2階建て部分)は、会社員か公務員かで加入する制度が違ってきます。

この図を見て疑問になる点もありますよね。

そうです!2階建て部分が違うんです。

『付加年金』、『国民年金基金』、『確定拠出年金』のそれぞれの概要を説明していきます。

実はすごい付加年金とは?

付加年金は、2階建て部分がない第1号被保険者を対象としているもので、国民年金とは別に付加保険料を納めることで、将来もらえる年金を増やすことができます。

あまり知られていないこともあり、付加保険料を納めている人は少ないようです。

保険料は400円/月で、将来もらえるお金は200円×付加保険料を納めた月数です。

国民年金基金って?

第2号被保険者や第3号被保険者は2階部分が手厚く保証されていますが、第1号被保険者は基本的には国民年金にしか加入しておらず将来受け取る年金額に大きな差がありました。

この年金額の差を埋めるためのものが、国民年金基金です。

詳しく知りたい人は、コチラの記事がオススメです。

確定拠出年金

確定拠出年金は2001年に始まった比較的新しい制度です。

今までは、会社員や自営業の人しか入れないものでしたが2016年より、公務員の人も加入できるようになりました。

確定拠出年金も、国民年金基金と同様に複雑でわかりにくい印象を受ける人が多いように感じます。

詳しく知りたい方は、

コチラを参考にしてみて下さい。iDeCoが確定拠出年金の代表的な制度ですね。

ここで覚えておくのは、確定拠出年金は投資に似た性質があるということです。

毎月、掛け金を積み立てていき、それを保険会社が運用していき、積立金と運用益を受け取ります。ということは、運用益次第では、損をする可能性もあるということです。

60歳からしか受け取れない、10年以上積み立てなければならないなど、デメリットもありますが、税制優遇もあり、魅力ある商品と言えます。

また、将来は年金で受け取ることもできますし、一括で受け取ることもできます。

一括で受け取ることもできるので、退職金として利用するのも手ですね。

まとめ

年金の種類もわかり、年金制度の全体像も見えてきたのではないでしょうか?

公的年金制度は、

  1. 国民年金
  2. 厚生年金(共済年金)
  3. 付加年金、国民年金基金、確定拠出年金

があり、それぞれ加入できる条件があります。

公的年金制度は実際に支払っているお金や、将来受け取ることのできるお金であり、人生設計を考える上でも重要なものです。

また、社会人として知っておくべき教養にもなるので、しっかりと覚えておきましょう。

追記

公的年金制度だけでは、老後の生活が安心!とは言えなくなってきました。

マクロ経済スライドや、少子高齢化の影響が大きく、もらえる年金の金額も少なくなっていきます。

この流れは、この先もずっと変わることはないと予想できます。

つまり、

年金は公的年金だけに頼らず、自分で用意する(自助努力)が重要になってきます。

株式投資やFXなど、資産運用の方法はたくさんありますね!

その中でもFPとして自信をもってオススメするのが

不動産投資です!

将来の年金対策として非常に優れているので、年金対策の手段として視野に入れてみることを勧めます。

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