年金制度が破綻するって言っている人いるけど本気ですか?

年金制度が破綻するって言っている人いるけど本気ですか?

日本の年金制度は破綻する!

専門家がメディアでこんなことを言っていますが、

それって本気で言ってますか?と私は疑問に感じてしまいます。

ハッキリ言って年金制度が破綻するなんて考えられないですし、年金が将来もらえなくなるなんてことは絶対にありえないと思っています。

年金制度が破綻している?そんなことはあり得ません!

若い世代の人たちの中には、

  • 年金は破綻していて将来もらえなくなる
  • 損するだけだから年金は支払わない

このような意見が多いように感じます。

専門家と呼ばれる人がメディアなどの影響力の高い媒体で、『年金は破綻する』というようなことを言っているから、年金制度について良く知らない人たちが誤解を持ってしまいます。

年金制度の仕組み

年金制度が破綻しない理由を知るためには、まずは年金制度の『仕組み』について知っておかなければなりません。

積立方式ではなく賦課方式

積立方式とは、毎月2万円ずつ貯金していき、将来、積み立てたお金を引き出す『貯金』のような方式です。

しかし、年金制度では賦課方式をとっています。

賦課方式とは、われわれ現役世代が年金保険料を納め、そのお金を年金受給者に支給している方式のことを言います。

つまり、自分が将来もらう年金は、自分が納めたお金ではなく、自分たちの子ども世代が納めた保険料から支払われます。

支払っている金額は半分

知らない人が多いのですが、支給されている年金の半分は国が支払っています。

法律で、決まっていることなので、そう簡単には覆ることはありません。

さらに、厚生年金は会社が保険料の半分を納めることになっています。

つまり、自分自身は『半額』しか払うことなく年金を受給できることになっているんです。

年金は終身保険

年金で得する、損するという議論をするのはどうかと思います。しかし知っておかなければならないのが、

『年金は終身保険』ということです。

終身保険とは、生きている間ずっと年金が支払われるということです。

長生きすればするほど元が取れて得をすると考えることができます。

そもそも年金は、『保険』です。

保険とは何かあったときの備えですよね。

年金保険が想定している『何か』は、長生きのリスクです。

働けなくなった年齢で長生きするとお金が足りなくなります。そんな長生きのリスクに備えるのが年金保険なんです。

マクロ経済スライドとは?

年金について調べていると必ずと言っていいほど出てくるのが、

『マクロ経済スライド』です。

マクロ経済スライドとは、平成16年の年金制度改正で導入されたもので、賃金や物価の改定率を調整して緩やかに年金の給付水準を調整する仕組みです。将来の現役世代の負担が過重なものとならないよう、最終的な負担(保険料)の水準を定め、その中で保険料等の収入と年金給付等の支出の均衡が保たれるよう、時間をかけて緩やかに年金の給付水準を調整することになりました。

日本年金機構のホームページでは上記のように説明されていますが、なんだかわかりにくいですね。

今後の日本は少子高齢化が進み、現役世代が少なくなっていきます。

そうなると年金保険料を支払う現役世代への負担が大きくなってしまいますね。

だから、年金支給額を少しずつ減らして年金制度を継続させていきます。

といった内容です。

絶対に支給額が少なくなる!と言い切った制度ではないですが、間違いなく支給額は減少していきます。

継続させるために支給額を少なくするのが『マクロ経済スライド』ということです。

年金が破綻するはいつ?日本が破綻するときです!

年金制度は、

  1. 法律
  2. 賦課方式

この2つの大きな理由から破綻することはありません。

破綻するとすれば、

  1. 法律が大きく変わること
  2. 現役世代の働き手がいなくなること
  3. 日本がなくなる

このような事態になると年金制度は無くなるかもしれませんが、現実的には考えにくいですね。

つまり、

年金は破綻しない!

と言えるのです。

年金が破綻すると老後はどうなる?

老後を不安に思っている人は大勢います。

中でも『お金』に関する不安が最も多くなっています。

老後は具体的にイメージすることができない遠い未来の話ですし、実際にどれくらいのお金が必要になるのかもわかりません。

さらに、年金の支給額はどんどん下がっていき、

『年金頼りでは生活できない』と言われたりします。

このように、ハッキリとしない部分が大きいため、老後に不安を感じてしまうんです。

老後に必要な資金は

3000万円?5000万円?など様々な考え方があります。

実際に、老後資金がいくら必要なのかは、その人の生活、家族によって大きく変わるため一概には言えませんが、老後資金をきちんと準備していくことは、どんな人にとっても大切なことです。

年金はいつから?いくら?

老後資金を考えると、まず最初に出てくるのが年金ですね。

年金と言ってもたくさんの種類があります。

  • 保険会社の運営する年金保険
  • 退職金の年金受け取り
  • 公的年金

今回は公的年金について主にピックアップして話しを進めていくことにします。

公的年金の種類

公的年金には

  • 国民年金
  • 厚生年金

この2つに分類することができ、さらに、

  • 老齢
  • 障害
  • 遺族

この3種類に分けることができます。

障害年金は働けなくなった時に支払われる年金で、遺族年金は残された家族に支払われる年金のことです。

老後に受け取る年金は『老齢基礎年金』と『老齢厚生年金』があり、前者は国民年金から支払われ、後者は厚生年金から支払われます。

年金の受給要件

年金はすべての人がもらえるわけではありません。

老齢基礎年金は、国民年金を10年以上納めていることが条件になっています。

一方の老齢厚生年金は、1年以上、厚生年金を納めていることと、老齢基礎年金の受給要件を満たしていることが条件になっています。

最低でも10年間は国民年金を納めていなければ年金をもらうことはできなんです。

いつからもらえるの?

2018年現在、年金の支給開始は65歳からとなっています。

しかし、繰り上げ受給や、繰り下げ受給という制度もあるので60歳から70歳までの年齢で、年金の受給を開始できるようになります。

いくらもらえるの?

国民年金の支給額は、記事執筆時点(2018年7月)で年額779,300円となっています。

これは40年間(20歳から60歳まで)支払った時の満額で、支払った月数が少ないとその分減額されます。

厚生年金の支給額については計算方法が非常に複雑でわかりにくくなっています。

自分で計算するよりも、日本年金機構が運営する『ねんきんネット』で確認することをオススメします。

年金定期便があれば、将来、自分がもらいえる年金額の概算を知ることができます。

ちなみに、年金定期便は、自分の誕生月の前後に送られてくるものなので大切に保管しておきましょう。

年金だけに頼っていてはダメ!

年金制度が破綻することはないと述べてきましたが、だからと言って年金だけに頼っていては、自分の老後が破綻してしまいます。

公的年金プラスαが重要になってきます。

プラスαとしてあげられるのが、

  • 付加年金
  • NISA
  • iDeCo

この3つが非常に魅力的な制度として活用することができます。

付加年金は、

コチラの記事で詳しく紹介していますが、少ない掛金で大きなメリットがあります。

NISAは、

株式投資や投資信託などの投資を非課税で行える制度ですね。

年間で利用できる非課税枠は決まっていますが、非課税で投資ができるのが初心者には大きなメリットとなっています。

iDeCoは、

公的年金に上乗せを目的とする確定拠出型年金と呼ばれるものです。

掛金の全額を所得控除することができ、非常に強力な節税効果が魅力的な制度になっています。

おもに自営業などの厚生年金がない人たち向けの制度でしたが、現在では公務員を含めたほぼ全ての人が利用できるようになりました。

公務員や会社員の人が始めるには、働き先に申告しなければならないのがネックですね。

コチラの記事も合わせて読むことをオススメします。

年金は破綻するから払わないほうがいい?

年金は『義務』なので、払わないという選択肢はないです!

といいつつも、

  • 破綻するなら払わない!
  • 損するなら払わない!

というように考える人も多いと思います。

結論から言うと、

年金は払った方がお得です!

年金は老後のためだけではない!

年金=老後にもらえるお金

というように考えられがちですが、年金制度は

  • 老齢年金
  • 遺族年金
  • 障害年金

の3つの年金があります。

保険料を支払っていると、上記3つの年金の受給資格があるんです。

老齢年金は、ご存じの通り老後に受け取る年金のことですね!

遺族年金は、自分が死んでも残された家族に『年金』という形で、お金を残すことができます。

また、障害年金は、自分が障害者になった場合に支払われる年金です。

このように、『年金』は老後だけでなく『保険』としての機能があり一般的な保険に比べて非常にコスパがいいんです!

年金保険料は所得控除できる

支払った年金は全額を所得控除できますし、受け取るときも『公的年金控除』の対象になり節税することができます。

  • 年金を支払わずに貯金する
  • 民間の保険に加入する

という選択肢もありますが、公的年金制度のほうが断然お得でコスパがいいんです!

『年金が破綻するから払わない』は損します!

そもそも、この記事をここまで読んでくださった読者の方は、

年金制度は破綻しないと理解できていると思います。

さらに、

年金は、実はお得な制度だということもわかったかと思います。

払わない=損すること

になるんです!

まとめ『年金は破綻しない!』

将来、年金がもらえないから年金を払わない!

このような考えの人がいますが、それは間違いだと言えます。

年金制度が破綻することは絶対にないと私は言い切れます!

しかし、年金だけに頼っていては、自分の老後が破綻する可能性があります。

つみたてNISAやiDeCoという制度からわかるように、年金は『自分で作るもの』というように言われ始めています。

老後には漠然とした『不安』がありますが、しっかりと不安の正体を把握して、早い段階から対策をしていくことが、老後の不安解消につながります。

追記

年金が2000万円不足するという報告書が問題になっていますが、

約1年前にこの記事を書いた時点ですでに、

老後の生活費は年金だけでは足りない!

と言っています。

最近になって年金が足りないとわかったわけではなく、ずっと前から年金だけでは老後資金は不足することは当たり前のようにわかっていたことなんです!

では、年金だけでは足りない老後資金をどのように補うのか?

金融商品(イデコ、NISA、株式、投資信託など)で補う方法と不動産投資(マンション経営)で補う方法があります。

金融商品は政府としても推奨していることで、興味を持ち始める人も多くなってきましたね。

でも、忘れてはいけないのが

不動産投資なんです!

私自身、3件のマンションを所有しており、その目的は投機的なものではなく、

『将来の年金の加算』

のためです。

不動産投資については、↑コチラの記事↑を読んで、基本的な知識を身に付けておきましょう!

また、不動産投資一括資料請求【Oh!Ya(オーヤ)】のようなサイトで、マンション経営に関する資料を一括請求して比較するのもオススメです!

不動産投資で失敗しないためには、数社を比べて『自分にとって1番有利な選択』をすることが重要です。

2社、3社を比べただけでは本当に『良いパートナー』は見つからないので、資料一括請求で複数社からパートナーを選ぶようにしましょう!

年金カテゴリの最新記事