- もしウェルスナビが倒産したら、預けていた資産はどうなるの?
- 投資に関係するサギって多いけど大丈夫?
- 預金保護ってなに?安全なの?
上記のことは、投資を始めようとしたときに気になりますよね。
大事なお金を預けるわけですから安全性が確実かどうかは絶対に確認しておきたいポイントです!
ということで、
ウェルスナビの安全性と預金保護についてガッツリ調べたので、その情報をシェアしていきます!
預金保護とは?本当に安全?
預金保護とは、証券会社(ウェルスナビ)が破産した場合、預けている資産を投資家に返還できなくなったときに証券会社に代わって補償されるお金のことを言います。
補償は『投資者保護基金』が行い、1人あたり1,000万円が上限になっています。
『ってことは、1,000万円以上をウェルスナビに預けていたら、その部分は戻ってこないの?』
という疑問が出てきますね。
この点については、多くのサイトでも紹介されていますが、間違った認識をしているサイトも多いのでここで一度おさらいをしておきましょう!
日本投資者保護基金の投資者保護基金とは?という記事でも、同じことが紹介されていますね!
ウェルスナビは分別管理をしている!
ウェルスナビが倒産・破産したらすぐに投資者保護基金からお金が補償されるわけではありません!
『1000万円以上を預けているともしもの時に戻ってこないから、1,000万円までにしましょう!』と言っているサイトがありますが、それは間違いです!
1億円、10億円を預けていても、原則として全ての資産は戻ってきます!
分別管理とは?
前提として、ウェルスナビでは、金融商品取引法によりウェルスナビの資産と、投資家の資産は完全に分けて管理されています。
- ETFは『DTC』という証券預託機関で管理
- 現金は三井住友銀行、みずほ信託銀行、りそな銀行で管理
どちらも超有名で信頼性もバツグンです!
もしもウェルスナビが倒産や破産をしたとしても、分別管理をされているので私たちのお金が無くなったり、返還されなくなるということはありません!
じゃあ、預金保護って意味あるの?
『分別管理で私たちの資産は守られてるなら、預金保護で1,000万円を補償する必要ないじゃん!』
って思いますよね。
ウェルスナビが倒産・破産したときの返還の流れは、
- 分別管理により、全額が返還される
- ウェルスナビが金融商品取引法違反をして、資産を返還できないと預金保護が適用される
- 預金保護の場合は、上限が1,000万円になる
ということで、ウェルスナビが悪さをして分別管理をしていない場合に預金保護の出番となるんです。
つまり、1,000万円以上をウェルスナビで運用していても、原則として全て返還されるんです!
この点については、間違った認識のサイトも多いようなので注意しましょう!
投資に関するサギや事件が多いけどウェルスナビは安全?
投資に関するサギは定期的にニュースなどで耳にしますよね。
ネットで【投資詐欺】で検索すると相当な数の詐欺事件がヒットしますね。
基本的な投資の知識があれば被害にあわずに済んだものも多くあり、勉強の大切さを再認識しました。
また、『ウマい話にはウラがある』ってことを頭の片隅にでも入れておこうと思いました!
では、
ウェルスナビは、これらの詐欺事件と同じように『詐欺の可能性』はあるのでしょうか?
ウェルスナビを信用できる理由
ウェルスナビ公式HPの会社概要を確認するとわかりますが、めちゃくちゃしっかりした会社なんです!
上記の団体に加入していますし、
提携している会社は、SMBCベンチャーキャピタル、みずほ、三菱UFJキャピタル株式会社、DBJキャピタル株式会社などの大手企業たちです。
ウェルスナビの背景を確認すると、これだけの有名企業が出てくるわけですし、信用性も高いといえますね!
詐欺だとしても預金保護される
もしも、仮にですが、ウェルスナビが詐欺会社だとしても投資者保護基金から1,000万円までは補償されます。
この場合は上限が1,000万円になるので、それ以上の金額を預けていた場合は、戻ってこない可能性もあります。
ただし、ウェルスナビが詐欺会社というのは限りなく0に近い可能性なので、そこまで神経質に気にする必要はないと思います。
ウェルスナビのセキュリティは安全?
【投資×ネット】で気になるのは、不正アクセスなどのセキュリティに関する不安があります。
ウェルスナビがどのように対策しているのかも調べたので、紹介していきます!
不正な出金を防ぐ!
預けていた資産が不正に別口座に出金される可能性が考えられますが、
ウェルスナビでは、銀行口座の登録と変更に
- 本人確認書類のアップロード
- 専門スタッフの審査
というう2段階の確認が行われます。
もしもIDとパスワードなどが盗まれたとしても、勝手に銀行口座を変えられるのを防いでくれます。
IDとパスワードが流出しても大丈夫!
もしも自分のIDとパスワードが流出したとしても、ウェルスナビには『2段階認証』という機能があります。
これは、別の端末(ブラウザ)からアクセスがあった場合に、事前に登録してあるスマホに6ケタの認証コードが送信され、そのコードを入力しないとウェルスナビにログインできない仕組みになっています。
2重の仕組みで安全性を強化!
銀行口座の変更や登録には2重の審査がありますし、ログインにも2段階認証があります。
このように2重に対策をしているので、セキュリティ面でもかなり強いと言えます!
全ての通信は暗号化されている!
ウェルスナビの通信は、256bitのSSLで暗号化されています。
SSLについてはコチラの記事で詳しく解説してあったので、深く調べたい人は参考にしてみてください。
自分でセキュリティを強化するのも大事です!
ウェルスナビだけでもセキュリティ面はかなり強くなっていますが、大事なお金を扱うわけですから、自分でもできる対策をしておくことも大切です!
- パスワードをしっかりと管理する
- スマホはロックをしておく
- パソコンやスマホのソフトウェアは最新に
- ウイルス対策ソフトを入れる
- 不信なメールは不用意に開かない
これらのことは自分でできるセキュリティ対策で、効果もしっかりとあります。
ウェルスナビのセキュリティと自分で行うセキュリティを組み合わせて安全性を高めていきましょう!
ウェルスナビの運用は安全なの?
セキュリティ面や、預けている資産の安全性は高いことがわかりましたが、『運用面』での安全性も確認しておきましょう!
AIがやっても投資は投資です!
ノーベル賞の金融アルゴリズムを使ったAI(人口知能)が自動で資産運用をしてくれる!
ウェルスナビについて調べると必ずと言っていいほど出てくる文言ですね。
これだけを見ると、ウェルスナビで資産運用をすれば安全!というイメージを持ってしまいそうですが、
AIがやっても、投資は投資です!
当たり前のことですが、損失がでることだって普通にあります!
絶対に損しない!というのは、それこそ詐欺ですね!
元本保証ではない!
ウェルスナビは、経済状況によっては預けた元本を下回ることもあります。
預けたお金を絶対に少なくしたくない!という人はウェルスナビなどの資産運用はやめておいたほうがいいでしょう。
貯金の場合は元本保証ですね!
暴落時は損失が大きくなる!
リスク許容度によって、暴落時の損失に違いがありますが、
世界的な暴落がおこった場合はウェルスナビもそれにつられて暴落します!
ウェルスナビは米国株や日欧株、新興国株にも投資をしているので、暴落するんですね。
運用面で問題があるから、ウェルスナビが暴落するわけではありません!
為替相場によって損失は変わる!
ウェルスナビが投資しているのは、海外のETFが中心なので、円で投資をしているわけではなく、ドルで投資をしていることになります。
ということで、為替相場の影響を受けやすいんですね。
コチラについても、ウェルスナビの運用の問題ではないです!
まとめ
ウェルスナビの安全性については、
- 分別管理がされていて、投資家の資産は守られている
- もしもの場合は1,000万円までは補償される
- セキュリティは強固!
- 自分ができることはやって、安全性を高める
ウェルスナビって本当に大丈夫かなぁ?と不安に思っている人もいるかもしれませんが、今回紹介したようにウェルスナビの安全性は高いと言えますね!
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