子どもの習い事は、私たち親にとって非常に悩みどころですよね。
ひと昔前の習い事といえば
英会話教室やスイミングスクールが代表的でしたが、最近ではダンスやスポーツクライミング、プログラミングなど多種多様になってきています。
そして、
親がやらせたいことと、子どもがやりたいことの差
これも、しっかりと考えなければならない悩むポイントでもあります。
*この記事では、英会話なら〇〇がオススメ!とか、プログラミングはオンラインの〇〇がいい!といった紹介ではありません。習い事を考える上での大切なポイントについてとなっています。
習い事は「子どもの好き」を見つけることから始めよう!
将来のことはわからない!
親が習わせたいことと、子どもがやりたいことは大抵違っていると思います。
親が習い事を考えるときは、まず
「将来、役にたつか?」
を中心に考えますが、子どもは好奇心によってやりたいことを決めます。
実際のところ、将来役に立つかどうかなんて正確に判断することは難しいと言えます。
AIがどんどん発達していき、今までは仕事として当たり前だったものも、10年後にはなくなっている可能性もあります。
「10年後 なくなる仕事」で検索をしてみるとわかりますが、非常に多くの仕事がAIに代替えされると予想されています。
将来役に立つかわからないのに、親の考えだけで習い事を決めるのはナンセンスってことになりますね。
子どもの「人生」で考える
それよりも、長い人生でやりたいことや好きなことは人生の楽しみや生きがいになります。
お金のことを中心に考えるのではなく、子どもの人生を充実させることを中心に考えて、習い事を決めることが大事なことではないでしょうか。
子どもには無限の可能性がある!
これはホントに思うところです!
子どもの成長率は子育てをしている人なら毎日実感しているのではないでしょうか?
夢中になるとどんどん吸収して成長していきますよね。
この、「夢中になれる」ことが子どもの可能性を無限にするポイントです!
時間を忘れて没頭できること=習い事
これが理想的な習い事だと思います。
子どもは好奇心が旺盛で、いろいろなことに「やってみたい」といいますよね。
そこで、大人の私たちが「それは〇〇だからやらないほうがいいよ」と言って諦めさせることは簡単ですが、同時に1つの可能性を潰してしまっていることにもなります。
子どもに大人気のヒカキンは、ユーチューバーになることを親に言ったら、「やってみるといいよ」と言われたそうです。
小さいことから、自分のやりたいことに反対された記憶がないとも言ってましたね。
ただし、なんでもかんでもやらせてみるのは違います。
Facebookのマークザッカーバーグの父は、
「子どもの本気度を見極めて、挑戦させる」ことを重要視していました。
サッカーをやりたい!と言ってきたら、なんで?
と理由を聞き、「友達がやっているから」というような回答ではやらせない。
一方で、「強くなりたい!」など、自分の理由があればどんどんやらせてみる。
このように、なんでやってみたいのかを子どもに答えさせて、自分の考えがあれば挑戦させてみるのが習い事を決めるうえで大切なことですね。
親と子どもは違う人間です
子どものことは親が一番わかっていると言いますが、子どもと親は違う人間です。親のものさしでは簡単に計ることなんてできません。
何に興味を示し、何に夢中になるかは、子どもが経験してみないとわかりませんよね。
子どもの気持ちを見極め、どんどん挑戦させて可能性を広げるサポートをしてあげましょう!
プログラミングは必須じゃないの?
2020年のプログラミング必修化で、プログラミングを習わせたいと考える人が増えてきましたね。
実は私も、数か月前からプログラミング言語「Python」を勉強しています。
勉強してみるとわかりますが、かなり面白いです!!子どもだけではなく、大人の趣味としてオススメですね!
しかもPython=AIと言ってもいいくらい密接な関係にもなっているんです。
このAIは、現在どんどん発達いていて、その影響で、仕事そのものが変化していこうとしているのが今の時代です。
間違いなく、AIとプログラミングはこれからの時代のキーワードになります。
でも、だからといって単純にプログラミングを習わせるべきだ!とは私は思いません。
たしかに、プログラミングスキルはこれから先は誰でも身に付けて当然!
となるでしょうが、無理に習わせると苦手意識がついてしまうおそれがあります。
好きだからこそ身に付きますし、夢中になれるからこそ成長していきます。
プログラミングは難しいと思っている人が多いですが、実はそんなことはありません。
ですので、習い事にする前に親子で一緒にプログラミングで遊んでみることから始めてみるのがいいでしょう。
小学生に人気のマイクラも、プログラミングで遊ぶこともできますし、レゴブロックを使ったプログラミング教材もあります。
遊びからプログラミングに慣れていくのがオススメですね!
親がわからないことを習い事にしてもいい?
親である私がわからないのに、子どもに習わせても大丈夫?質問されたら答えられない!
という不安を抱いている人もいますが、そんな心配はいりません!
そもそも、親が教えることができないから「習い事」をさせるのです。
教えられることは習い事ではなく親が教えたほうが絶対にいいです!
そのほうが子どもとのコミュニケーションも増えますからね。
それに、今はググれば何でも知ることができます。
子どもの習い事は先生に任せ、わからないことは子どもに見つからないようにこっそりググって知識を付ければいいんです!
親子で一緒に挑戦してみよう!
親子で一緒に挑戦することは、子どもにとっても価値のある経験にもなります。
一緒に楽しみ乗り越えることで大きく成長することもできますね。
自分が子どものころを思い出してみてください。
親に勉強しろ!
と言われても、「なんで自分ばっかり?大人は勉強しなくてずるい!」なんて思ったことはありませんでしたか?
一方的にやれと言われるよりも、「一緒にやってみよう!」と言われるほうが子どもは素直になりますし、何より嬉しく感じます。
また、親が興味を持っていることに子どもも興味を持ちますし、頑張ろうという挑戦する気持ちも強くなります。
わからない、難しそうという親の価値観をなくし、一緒にやってみることも大切なことだと私は思います。
詰め込みすぎは要注意!
教育熱心はいいことですが、一週間のほとんどを習い事で埋めてしまうことは逆効果にもなります。
好きな習い事だとしても、子どもには他にも好きなことや、やりたいことがたくさんあります。
友達と遊んだりするのも大きな成長につながりますし、家族でお出かけしたりするのも立派な教育です!
習い事は、一方的に教えてもらう受け身の教育になりがちです。自分で考える力がこれからは大切になっていくので、詰め込みすぎて受身体質にならないように注意することも重要です。
まとめ
最近は、習い事といっても選択肢がたくさんありますね。
選択肢が多いため、私の近所の小学校のサッカーチームや野球チームは人数がギリギリになっているそうです。
ひと昔前までは、野球とサッカーは定番で、レギュラー争いがあるっていうのが当たり前でしたが、部員不足で大変そうでした。
習い事を決めるときに大切なポイントは、
- 周りの意見に流されない。
- 子どもとしっかりと向き合う。
- 子どものチャレンジ精神、可能性を信じる。
まずは上記3点を考えてから、習い事を決めるといいですね!
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