投資をするためには、ある程度のまとまった資産が必要ですが、トラノコはおつりを投資する仕組みのため5円という超少額から投資を始めることができます。
5円から始められるので損失リスクはかなり低いと言えますが、
- 手数料はどれくらい?
- 利益は出るの?
- 確定申告はするの?
- トラノコの魅力って?
- どうやって投資するの?
このような、トラノコの気になるポイントを中心に紹介していきます。
おつり投資トラノコで資産運用を始めよう!
トラノコとは?
おつりを投資する新しいカタチの投資スタイルが注目を集めています。
クレジットカードで買い物をしたときのおつりだけではなく、現金で買い物をしたときのおつりも投資することができるので、全ての買い物が投資のチャンスになるのが魅力です。
投資がぐっと身近に感じるサービスで、パソコンがなくてもスマホさえあれば始めることができます。
どうやって投資するの?
おつりは198円で、この金額が投資に回ることになるのですが、実際にどのように投資するかイメージが湧きにくいですよね。
具体的には、家計簿アプリを連携させておつりを投資に回すことになります。
家計簿アプリを使うと、現金で買い物をした場合もレシートを読みこむだけで自動で計算してくれます。またクレジットカードとも連携することができるので、すべての買い物を管理できるようになります。
この家計簿アプリとトラノコを連携させることで、おつりを自動で計算して投資ができるようになるんですね。
上記の場合だと、おつりは198円ですが、このすべてのおつりを投資するわけではありません。
おつりの金額は自由に決められる
トラノコでは、おつりの設定金額を、100円、500円、1000円単位で設定することができます。
100円で設定した場合は350円の買い物をした場合は、50円がおつりになります。
500円で設定した場合は、150円がおつりになり、1000円で設定した場合は650円がおつりになります。
さらに、買い物のおつりを最終的に投資に回すかどうかも自分で決めることもできます。
例えば、おつりの設定金額を1000円にしていた場合、
100円の商品を10回、買い物した場合のおつりは、
1000-100=900円
900円×10回=9000円
このように、買い物の回数が多い場合、投資に回すおつりの金額も多くなってしまうことがあります。
それを防ぐために、最終的に投資に回すおつりを選択して、投資金額を自由に決めることができるようになっています。
また、トラノコで投資するお金は、おつりだけでなく、金額を自由に指定して、投資することもできます。
『おつり投資』となっていますが、投資する金額の自由度は高くなっているのもトラノコのメリットと言えますね。
連携できる家計簿アプリは3+1
マネーフォワード
トラノコで連携できる家計簿アプリの中では1番の機能となっていて、銀行口座との連携だけでなく証券口座とも連携できるのが魅力的なアプリです。
Zaim
マネーツリー
上記3つの家計簿アプリはどれも有名なもので人気もあるため、すでに利用している人も多いのではないでしょうか?
さらに、トラノコも『トラノコおつり補足サービス』を提供していて連携させることができます。
このサービスでは、よく使うクレジットカードを登録すると、お買い物の度におつりデータを更新していくことができます。
家計簿は、資産運用をするうえで重要なポイントになると多くのファイナンシャルプランナーが紹介していますね。
トラノコを機に、家計簿アプリを利用して効率的に資産を管理してみてはどうでしょうか?
投資されるお金は指定口座から
トラノコでは、クレジットカードの連動ができるため、『おつり投資』に使われるお金もクレジットカードから引き落とされると勘違いされがちですが、引き落とされるのは、指定した銀行口座からです。
コチラの一覧を見る限り、ほぼ全ての金融機関に対応していますね。
ポイントで投資することも可能
トラノコで投資できるのは、お金だけではなく、提携しているポイントであれば、ポイントをお金に換えて投資することができるんです。
1回のポイント投資額が5円以上になるようにすれば、ポイント投資をすることが可能で、提携ポイントも順次拡大されていくとのことです。(2018年8月現在)
手数料(利用料)は割高?
トラノコは手数料が高いからダメ!
このような意見が多くありますが実際はどうなのでしょうか?
月額利用料は300円
トラノコは、月に300円、年間で3600円の利用料が設定されています。
トラノコの特徴は、おつり投資という『少額投資』です。
おつりが月に1万円の場合、月額利用料は300円で運用資産の3%にもなります。
この3%は、はっきり言ってめちゃくちゃ高いです。
トラノコの投資先はETFと呼ばれるもので、利回りの平均は年2%前後です。
つまり、運用する資産が1万円だと1年で200円の利益しか生み出すことができません。
年間3600円の利用料と考えると、資産が減ると考えられますね。
ただし、これは運用資産が1万円の場合です。
月に2万円のおつりを投資した場合、年間で24万円が運用資産となり、月額利用料は1.5%になります。
ETFの平均利回りが2%なので、差し引きの0.5%が利益となります。
トラノコを始めた当初は、運用資産が少ないため、資産が目減りしていくことになりますが、コツコツと『おつり』を積み立てていくと資産を増やすことができるようになります。
運用手数料は業界最安値
ETFは投資信託と基本的に同じで、
自分のお金を『投資のプロ』に預けて、自分の代わりに運用してもらう仕組みになっています。
プロに運用を頼んでいるので、運用にかかる手数料が発生します。これを信託報酬といいます。
トラノコの信託報酬は0.3%となっていて業界最安値と言えます。
同じ『おつり投資』のマメタスでは、0.5.%~1%となっているので、トラノコの手数料がいかに低いかがわかると思います。
コチラの記事は、iDeCoの手数料に関する記事ですが、信託報酬がどれくらい重要な手数料なのかを紹介しています。
引き落とし手数料
おつり投資で積み立てたお金や、運用によって得た利益を引き落とす際に発生する費用で、1回につい300円が発生します。
トラノコは、みんなの『おつり』を計算して投資を行っています。
簡単に運用資産を引き落とされると、トラノコの運用にも影響が出るため、引き落とし手数料が発生します。
これは、トラノコに限ったことではなく、多くのETFで、引き落とし手数料を設定しています。
振り込み手数料は?
コンビニのATMを利用すると手数料が発生しますよね。
しかし、トラノコでは振り込みにかかる手数料は一切発生しません。
口座管理手数料は?
トラノコに積み立てた『おつり』は、トラノコが管理しているのではなく、信託銀行と呼ばれる銀行が管理しています。
iDeCoの場合もそうですが、信託銀行で資産を管理する場合は、口座管理手数料が発生するのですが、トラノコの場合は発生しません。
ちなみにiDeCoの場合は、月額167円が口座管理手数料として発生します。
その他の手数料
トラノコでは、月額利用料と運用手数料のほかにも手数料があります。
まず、ETFの監査費用で0.1%程度、ETFの売買手数料で0.06%~0.1%が発生します。
監査費用は、ETFが適切に運用されているのかを監査法人からチェックされるときにかかる手数料です。
トラノコだけでなく、ETFに投資するのであれば必ず発生する費用です。
売買手数料は、トラノコの運用状況によって変動しますが、ETFを購入するとき、売却するときに発生する費用です。
コチラの費用のトラノコだけでなく、他のETFでも発生するものです。
おつりを積み立てることが重要
前述したように、トラノコに限らず投資には多くの手数料が発生します。
トラノコの月額利用料300円は割高という意見が多いですが、それは『おつり投資』を開始した直後の場合です。
おつりを積み立てていくことで、運用資産に占める手数料の割合はどんどん少なくなっていくため、いかに長く『おつり投資』を続けるかが重要になってきます。
おつり積み立ては、
- ムリなく続けることができる
- ドルコスト平均法の恩恵を受ける
この2つが大きなメリットとなります。
特に、ドルコスト平均法の恩恵で投資に対するリスクを小さくできるのが魅力です。
トラノコは確定申告が必要?
確定申告とは、その年の所得を確定させるために行う申告です。
サラリーマンや公務員の人は、所得は、給与所得だけだと思います。
その場合は年末調整を行うことで、確定申告をしなくてもいいのですが、投資で得た利益は申告分離課税となっていて通常は確定申告が必要になっています。
が、トラノコは『特定口座(源泉徴収あり』という口座になっています。
これは、自分で確定申告をせずにトラノコが確定申告をしてくれるものです。
ということで、トラノコを利用していても、確定申告をする必要はありません。
しかし、税金が免除というわけではありません。
投資で得た利益には約20%の税金が発生します。ただし、この税金額もトラノコが計算して自動で利益から差し引いてくれます。
トラノコの投資スタイル
トラノコに積み立てた『おつり』は投資され、その投資先は3種類用意されています。
リスクと利回りを比較
トラノコ投資は、
- 大トラ
- 中トラ
- 小トラ
この3つしかありません。
それぞれ、リスクとリターンの規模で分けられていて、
大トラがハイリスク・ハイリターン
中トラがミドルリスク・ミドルリターン
小トラがローリスク・ローリターンとなっています。
ただし、どの投資先もETFを扱っているため、比較的リスクは小さいものなっています。
ETFで分散投資
ETFは日経平均株価などのざまざまな指数と連動するように設計されています。
通常の株式投資であれば、1つの銘柄に投資するため、投資していた会社が倒産したりしたら、大きな損失を受けることになります。
しかし、ETFは代表的な指数に連動するように設計されたものなので、さまざまな投資先がETFに組み込まれています。
そのため、1つのETFで複数の投資先に分散投資したのと同じ効果を得ることができます。
大トラから小トラに乗り換えはできるの?
トラノコでは、いつでも違う『トラ』に乗り換えることができます。
ただし、実際に乗り換えるのは月に1回の切り替え日のみです。
乗り換えの申請はいつでもできるので、登録後に考え方が変わっても安心ですね。
トラノコの最大の魅力
最大の魅力は、『投資の経験』ができることです。
これから投資をしようと考えている人に最も必要なのは『経験』です。
どんなに投資に関する勉強をしても、『経験』に勝るものはありませんし、投資に関して調べていくと、なぜか『必ず儲かる』というイメージが強くなってしまいます。
しかし、実際に投資をしてみると思ったように利益を出すことができないもので、資産が減ったり増えたりしているのを見ていると相当なストレスを感じます。
これは運用する資産が大きければ大きいほどストレスが強くなっていきます。
しかし、トラノコであれば『おつり』を投資するため、少額で投資を始めることができます。
運用する資産が少ないため、ストレスは少なくてすみますし、資産運用を冷静に学びながら経験することができます。
また、これからの日本は、『投資スキル』が絶対に必要になってきます。
年金制度がなくなることはありませんが、年金額は絶対に少なくなっていきます。そうなってくると、老後資金は不安なものになってしまいます。
自分で『資産』を形成することが重要な時代になっていき、そこで必要なスキルは『投資』です。
トラノコの最大の魅力である、『投資の経験』を活かし、これからの未来に備えていきましょう。
追記
投資スキルを一気に上げたいなら、不動産投資がオススメです!
節税・資産形成・年金対策・保険の見直しなどなど。
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まずはコチラの記事を読んでみて不動産投資のイメージを掴むことから始めてみましょう!
追記2
不動産投資もそうですが、
- 資産運用や投資に関する知識を得たい!
- 老後資金について知りたい!
- 自分のライフプランを見つめ直したい!
という人はファイナンシャルプランナー(FP)の勉強をしてみるのをオススメします!
私自身、FP2級を取得してから『お金』に関する考え方もかなり変わりました!
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